TVアニメ『全修。』最終話（第12話）を見た感想です。
以下、『全修。』全体のネタバレがございますのでどうかご注意くださいませ。
『全修。』（大好。）
『全修。』は主人公のアニメーター・広瀬ナツ子が大好きなアニメ『滅びゆく物語』の世界で目を覚ますストーリー。
好きなアニメの中に入るシュチュエーションなんて、もうワクワクさせられすぎて毎週楽しみに見ていました。
（放送時間が『キン肉マン』とかぶっていたのがちと辛かったですが…😅どちらかはリアタイできないわけで…）
（私は『キン肉マン』もすごく好きなんですよ。）
『全修。』はテーマ的に、あんまし他に例をみないストーリーなので、展開を予測することができない点も毎回ワクワクさせられたポイントでした。
（転生する話は星の数ほどあれぞ、あんましアニメや「作品」（「作中作」というべきか？）の世界に、実際に足を踏み入れる物語ってあんまりない？）
90年代の『なかよし』の連載作品『くるみと七人のこびとたち』は、主人公の「くるみ」が『シンデレラ』や『白雪姫』などといった童話の世界に入る物語。
やがてくるみは『白雪姫』の王子と接近していくのですが…余韻を残すラストがこれまた良いので、興味のある方は是非ご一読くださいね。
（『キングダムハーツ』より遥か以前にこういった作品があったのってなんかすごい）
（あ、私『キングダムハーツ』も大好きですよ 案の定ロクサスには泣かされました）
それで、『最終話。』
さて、最終話ですが…。
実は上の項目では「先の展開が読めない」とは書いたのですが、数話前から「もしかしてこうなるのかな～…」と感じ始めた節もありました(笑)
というのは、当初はナツ子が関与したことで前向きなストーリーに変わりつつあった『滅びゆく物語』も、いつの間にか影がかかり、本来の悲しい展開へと舵は進み始めます。
ん～、これは…「ナツ子が再び崩壊し始めた世界を『修正』し、ハッピーエンドにして元の世界に帰ってしまう展開」もあるのかな～と。
実際にナツ子は「まだやらねばならないことがある」と、元の世界へ戻ってきてしまいましたが…。
これはこれで1つの結末としてアリなんですけど…しょ～～～じき（正直）いうと、ナツ子が「ハッピーエンドを迎えた後（←これ重要）の『滅びゆく物語』の世界で、ルークたちと幸せに暮らしていく展開」もまた見たかったな～～というか！
でも、話が結末を迎える以上、物語的にどちらか（ナツ子が元の世界に帰るか、そのまま『滅びゆく物語』に残るか）を選ばなければならないんでしょうね…。
それはわかってるさ…わかってますけれども！
（めっちゃ私ルーク×ナツ子推しです 笑）
残念だった点。
『全修。』の残念だった点をあえて述べるとすると、
（あくまで私個人の意見ということをご留意ください）
・全12話は短すぎる！
→もっともっと現実世界の人間（ナツ子）が、自身の好きなアニメの世界で生活する姿を見たかった…。
・最終話後すぐに公式Xにネタバレをかまされた
→最終話は事情がありリアタイできなかった（この時は『キン肉マン』も… 笑）ので、翌日録画で視聴しようとしてたのですが、その前に早々と『全修。』公式Xにて最終話の画像投稿でネタバレをくらわされてしまいました…。
めっちゃネタバレが嫌い（1ミリも見たくない）ので、これは最後にデカいマイナスポイントになったな～。
まぁ、『全修。』の物語に関わってくるものじゃあそりゃあないでしょうけどさぁ…せやかて工藤ェ…。
『第2期。』はある？
『全修。』の第2期があるのかな～と考えさせられた点は、
・鳥監督の存在
→結局最後まで謎の存在でしたよね？まだなんか描き切れてないとこがあるんじゃあないかと思ってしまうんですけど…。
（お声はハマーン様だった…若い方には『呪術廻戦』のナレーションをされていらした方と言った方が通じるだろうか）
・前の項目でも言ったとおり、とにかく全12話は短かすぎるというところ。
→鳥監督もそうだけど、絶対まだ深掘りできる展開がいっぱいあるって！ナツ子が監督した『初恋』の内容とかね…。
（ルークへの気持ちがどう作品に活かされたのか、すっごい知りたい）
（『初恋』、パっと見『アオの〇コ』ぽくない！？）
逆に、「第2期はないな～」と思わされたところは、
・（『全修。』の）物語が完結している（ナツ子は結局生きていた）点に尽きるでしょう。
「実は生きてました、だから現実世界に戻ります」じゃあ、もうこれ以上の話の広げ方はないじゃん…。
ただ、なんらかの事情で「再び『滅びゆく物語』の世界へ！」みたいな展開だったら、第2期もアリかも？？
（「再会」っていい響きだなぁ！）
完結。
何はともあれ、『全修。』は🈡エンドマークをつけられちまいました…。
寂しいです。もっともっとナツ子やルーク、ユニオたちが動く姿を見たい。
（※『キン肉マン』はたぶんまた始まるからしばらくは大丈夫）
第2期でもコミカライズでも、どのような形であれ、再びナツ子たちの姿を拝める日を夢みてもいいでしょうか…？
まとまりもありませんが…ここまでお読みくださって、誠にありがとうございました。
以下は余談です。
・ルークは「闇落ちする金髪の勇者」ということで、共通点のある『ライブアライブ』の「オルステッド」と当初は重ねて見ていました。
オルステッドの声は皆だいすき中村悠一さんなので、興味のある人はプレイしてみよう！
（ハードはご自身の環境にあったもので遊んでみてくださいね。私はPS4でダウンロード購入しました。）
（オルステッド以外も魅力的なキャラばかりです。そりゃもう、バリエーション豊かな… 笑）
（私が『ライブアライブ』の、オルステッドがいる世界に転生したら、とりまストレイボウぶん殴る。）
・逆に「アニメのキャラクターが現実世界に出てくる（しかも複数の作品から）」という展開で、『Re:CREATORS（レクリエイターズ）』という作品がありました。
こちらも毎週楽しみにして見てたなぁ…ストーリーも非常によく練られているので、こちらも興味がある方は是非。
・『今日からCITY HUNTER』もまた、「漫画（『シティハンター』ね）の世界に主人公（アラフォー独身女性）が若返って転生し生きていく」…という、漫画好きならワクワクさせられずにはいられない作品。
こちらも大好きな作品です。『シティーハンター』を読んだことがなくても、なんとなく知っているだけ（もっこりとか…）でも楽しいです。
（実際に私もまだ『シティーハンター』を最後までちゃんと読めてないので…『キャッツ❤アイ』は全巻読んだのにな…）
（『キャッツ❤アイ』の旧アニメ、第2期からいきなりお色気をさらに前に出してきてビビッた記憶があります😂もうあんまし「『キャッツ❤アイ』好き～」って周囲に言えなくなりました😂😂😂
