※この記事には『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」のネタバレがございます。
超個人的で素朴な疑問で恐縮ですが…。
荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」の終盤では、スタンド能力を引き出す超重要アイテム『矢』の争奪戦が、ディアボロとジョルノたちの間で繰り広げられます。
結果、『矢』を持って逃げる『チャリオッツ・レクイエム』を撃破したのはブチャラティでした。
（正確には先にディアボロがチャリオッツの倒し方に気付いて実践したけど、「自分の背後の光を完全に破壊した」ブチャラティの方が勝機を得た）
そして『矢』はジョルノの手に、自分の光を完全に破壊してしまったブチャラティは天に召されてしまいます。
ブチャラティは、実は物語の中盤、一番最初にボスの『キング・クリムゾン』と出くわした時にすでに命を失っています。
それが『ゴールド・エクスペリエンス』の影響うんぬんで、体は死んだ状態のまま、ここまでジョルノたちと行動を共にすることができていました。
なので、自分の背後の光を破壊したところで天に召されることは、（悲しいですが）おかしくないことではありません。
が、実質上『矢』を手に入れたのはブチャラティ（のおかげ）。
もしここで、ブチャラティが自分で『矢』を『スティッキィ・フィンガーズ』に刺していたら、第5部終盤の物語はどんな展開になっていたのかな～って…。
『スティッキィ・フィンガーズ』に『矢』が刺さったら、『スティッキィ・フィンガーズ・レクイエム』か？
どんな能力を持つのかなぁ。
『スティッキィ・フィンガーズ』は、元々はジッパーを開け閉めして、それを応用する能力。
レクイエム化したら、すっごい大きなジッパーが現れる能力が発現したりして…。
で、それを開け閉めして、ディアボロを倒すの。ほんで、第5部完。
…なんて、勝手に想像してしまいましたが、こんな『ジョジョ』は絶対違うと思う…。
ああやっぱり、ブチャラティがジョルノに『矢』を託して、『ゴールド・エクスペリエンス』がレクイエム化したのが大正解というか。
（もちろん、「ブチャラティ死んでくれてありがとう」って言っているわけじゃあありませんよ。そりゃ出来れば生きててほしかったよ…）
そんな感じで、色んなスタンドのレクイエム化を考えるのもちょっと楽しいかも…と思ったお話でした。
例えば、フーゴの『パープル・ヘイズ』がレクイエムになったらドエライことになりそうっすね。
逆にすべてを浄化する能力とかになるかもしれないけど！
『パープル・ヘイズ』の進化系は、スピンオフ小説『恥知らずのパープルヘイズ』で登場していますね。『パープル・ヘイズ・ディストレーション』。
【ジョジョ】『恥知らずのパープルヘイズ』のここがおもしろい☆見どころをご紹介※ネタバレ注意
フーゴが活躍するスピンオフ作品といえば、懐かしの『ゴールデンハート/ゴールデンリング』も。荒木先生の描き下ろしの挿絵が最高なんじゃよ。
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