『ジョジョの奇妙な冒険』から、個人的に選んだ名言(名セリフ)をご紹介させて頂きたいと思います。
今回はあの部から、心にギュワッァっとくるような感動セリフのお届けです!
『ジョジョ』今回の名言
「表に今ひきずり出て来たものは
厄災なんかではないぞ
今現れたものは…幸運だ」
(ージョジョリオン単行本㉕巻 豆銑礼)
名言の解説
この時の定助が敵対する相手は、その存在を追えば『厄災』をもって攻撃を返してくる『ワンダー・オブ・U』。
ワンダー・オブ・Uのその能力により、定助のソフト&ウェットのしゃぼん玉が誤って豆銑に命中してしまった。
これもワンダー・オブ・Uの『厄災』の能力の一種なのですが、絶望する定助に放った一言が今回の豆銑さんの名言です。
このしゃぼん玉をくらった時、豆銑さんは定助のしゃぼん玉に『ある希望』を発見しました。
それはこの戦いを、ひいては『ジョジョリオン』の物語を希望にあふれる結末へと導いてくれるであろう希望…。
『厄災』によってしゃぼん玉が暴走してしまったが、それはけっして『厄災』ではなく、『幸運』…。
豆銑さんは今にも力尽きそうでしたが、物語に希望を見出してそう発言するのでした。
『厄災』が相手って、もう読んでいて絶望しかないんだけど、希望の未来へつながる糸口がここに見つかってハッとさせられましたね。
まとめ
以上、今回は『ジョジョの奇妙な冒険』第8部『ジョジョリオン』から、定助の頼れる味方キャラである豆銑礼の名言をご紹介致しました。
原作者の荒木先生は『ジョジョ』を執筆する際、常に「本当に恐ろしいものとは何か?」と考えられているそうですが、よりによって『ジョジョリオン』で主人公の定助を立ち向かわせたそれは『厄災』…。
『厄災』という防ぎようのないものに、定助は勝つことができるのか?
結末が気になる方は是非『ジョジョリオン』を手に取ってみて下さいね!