

バオー来訪者とは?
『バオー来訪者』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の原作者である荒木先生の作品です。
『週刊少年ジャンプ』に『ジョジョ』が連載される前に連載されていた作品で、単行本が2巻でまとまっていることから、残念なことに打ち切りになってしまった様子。
しかし熱狂的なファンがつき、マニア向け雑誌『ファンロード』(通称『FR』で大々的に特集が組まれたことがあるとのことです。
今の若い子はもうFRつってもわっかんねーだろーなぁ。
『バオー来訪者』って面白い?
これは私が『バオー』を読んで思った個人的な意見ですが、『生物兵器』や『寄生虫』の話(そう、『バオー』って寄生虫の名前なんですよ)なので、正直サクッと読んでみようという気持ちで読むととっつきにくいかもしれません。
ただ、バトルシーンはめちゃくちゃかっこいいです。
熱狂的なファンの人が存在するのも読めば納得しちゃいますね。
あと、そこはさすが荒木飛呂彦先生。コマ割りのセンスも最高です。
後の作品である『ジョジョ』に繋がる雰囲気はすでに『バオー』から垣間見えています。
『バオー来訪者』のその後は?
前述した通り、『バオー来訪者』は打ち切り作品です。
物語の最後も途中で終了しており、もしかしたらここからいつか連載が再開するんじゃあないかな~なんて希望が持てるかも…
と言いたいところですが、荒木先生によると、『バオー』はここで奇麗に終了しているとのことです!
「希望のある終わり方をしているのが良い」とのことで、言われてみればその通りだな~とも思います。
まとめ
『バオー来訪者』は過去にアニメ化(OVAですが)も果たしているそうで、そこから人気の高さがうかがえ、隠れた名作であることには変わりないと思います。
フットボールアワーの岩尾さんが過去に組んでいたお笑いコンビの名前が『ドレス』で、それは『バオー』に出て来る組織の『ドレス』から拝借したとかどっかで聞いたことがあったのですが、ど~だったかな…(笑)
『バオー来訪者』電子書籍でも出ていますので、気になる方は手にとってみてはいかがでしょうか!