『ジョジョの奇妙な冒険』第7部『スティール・ボール・ラン(SBR)』を読んだことがある方なら、この漫画のタイトルに反応せざるは得ないのではないでしょうか(笑)(大統領のスタンド)
もちろん私も…なので『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』(原作:諸葛宙先生 作画:さいがりゅう先生)、読ませて頂きました。
※以下の項目からはご紹介程度のネタバレを含みますのでご注意ください。
(物語の核心に迫るようなネタバレはありません)
『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』の内容は?
『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』の内容は、妹を殺害された兄「黒鉄 陽人(くろがね あきと)」が謎の十三歳の少年「しょーたろー」に、当初はとまどいながらも報復を頼む物語です。
胸に「しょーたろー」と書かれたジャージを着たこの少年は非常に殺害に手慣れている。
一見は無邪気そうな普通の少年に見えますが、そのような子がなぜこんな仕事を請け負うのか…?
しょーたろーにまつわる謎についても、この作品の見どころの一つですね。
登場人物もバラエティに富んでおり、しょーたろーや陽人のことを怪しんでいる刑事や陽人の妹「美月」を殺害した犯人グループ、陽人の家族やしょーたろーの友人を名乗る「りょーたろー」と、様々な人物の角度から物語を見ることができます。
物語が進むにつれ、どんどん登場人物が絡み合って盛り上がっていくのが面白いです。
「腐った世の中が俺に犯行を起こさせた、俺だって被害者だ」的な言い訳を並べる犯人どもにしょーたろーが放つ「それ、僕に関係ある?」という言葉が決め台詞。
しょーたろーによる制裁は大統領のスタンド名のとおり、いともたやすく行われるえげつない行為。
キャンタマを万力でゆっくり「みちち…」と圧迫していくやり方なんぞ序の口です。
(キン〇マを初めとする下ネタをあらゆる音楽ジャンルに落とし込みクオリティ高く仕上げている楽曲。オススメ)
しょーたろーくんはおばあちゃんとも戦うのですが、ババア相手じゃポコチンえぐれねーしどーすんだろべと思ってたら、脳天に工具をぶつけて攻撃してました。
一見地味な攻撃に思えますが、これでババアは脳出血を起こして手足がマヒし、その上喋ることもできなくなり、自動的に再起不能(リタイア)です。
見た目的なグロ以外でもえげつない〇し方ってできるんですね~と感心させられるばかりです。
犯人が「自分に惚れている女性」を言葉巧みに利用してしょーたろーに近付かせる(しょーたろーも女性には手をだせないだろうという考えの元で)展開なんかもああ、なるほどな~と思わされましたね。
作者さんはジョジョファン?
『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』というタイトルから気になるのは、作者さんはジョジョラーであるということが気になる方も多いのではないでしょうか。
ハッキリとはわからなかったのですが、原作担当の諸葛宙先生はTwitterのプロフィール欄に「石仮面をかぶって不老不死になりたい」と書かれていたので、その脈はあるかも…?(笑 親近感がわきますね!)
☆追記☆
諸葛宙先生ご本人が教えてくださいましたが、やはりジョジョのファンであるとのことです!
荒木先生のビーティーやバオーも好きだそうで、ますます親近感が湧きますね…!
以下は諸葛宙先生がTwitterで明かしてくださった、『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』の裏話です。これは興味深い。
【いともたやすく裏設定】
— 水辺の諸葛宙@いともたやすく第⑥巻電子版9月2日! (@kou_reyo_mei) July 18, 2022
いともを書こうと思った切っ掛けは、りょーたろーが語った少年犯罪組織のアイデア。
最初(プロトタイプ)は復讐ものではなく、石河と古畑が謎の少年しょーたろーを追う物語でした。
連載の為の縦軸として復讐を取り入れたのです。
まとめ
『いともたやすく行われる十三歳が生きる為のお仕事』は電子書籍版も配信中です。
まんが王国では第6巻が先行配信中です(2022年8月6日現在)。
漫画『ジョジョ』シリーズも電子書籍版が配信中。カラー版もありますよ。
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これ、本当にアニメ化できるの…?『マイホームヒーロー』の過激すぎる内容がヤバい☆