以下からは『ストーンオーシャン』アニメのネタバレがあります。
ネタバレが困る方はご注意下さいね!
アニメ『ストーンオーシャン』#05「プリズナー・オブ・ラヴ」あらすじ
「夢」の中から(親子関係がさらに心配になりそうな方法をもって)なんとか脱出することが出来た徐倫と承太郎。
次の二人の目的は、刑務所に出た先にあるスピードワゴン財団の用意した潜水艇を目指して脱獄すること。
徐倫と承太郎は気付いていないが、面会室を出た二人を怪しく見つめている存在(『ホワイトスネイク』)がいたのだった…。
脱獄を急ぐ中、徐倫が階段でバランスを崩しスッ転んでしまう。
手を差し出してくれる承太郎に照れる徐倫だが、承太郎は徐倫を心配したのではなく、落としたペンダントを拾って渡そうとしてくれただけだった。
そのことが気に障った徐倫は、承太郎にペンダントを投げつけるようにして返す。
そんなやり取りをしていると、二人の前にジョンガリAが再び現れる。
(今回は夢じゃなく、本当に現実にジョンガリAが目の前に飛び出してきました。
♪夢じゃな~い byスピッツ)
ジョンガリAの撃った弾が徐倫に向かっていく瞬間に、承太郎はスタープラチナ・ザ・ワールドで時を止める。
が、そこで承太郎は、敵はジョンガリAだけではなく、もう一人いたことに気付く。
そいつこそがホワイトスネイクで、徐倫と承太郎に「夢」の攻撃を仕かけて来た張本人だった。
そして時は動き出す…。
承太郎は徐倫を押し出してかばうが、その隙に「もう一人の敵」であるホワイトスネイクから攻撃を受けてしまう。
その際にホワイトスネイクは、承太郎の頭から2枚の『DISK』を奪って逃げる。
弾丸を喰らってしまっていた承太郎は、徐倫に先に海岸に向かうように告げる。
先ほど徐倫が承太郎にぞんざいに投げ返したペンダントは発信機がついていたものだった。
これを持っていれば、スピードワゴン財団の潜水艇が自分たちを見つけてくれるという、けして失くしてはいけないものだった。
事実を知って動揺する徐倫。
そして承太郎は徐倫に「お前のことはいつだって大切に思っていた」と打ち明ける。
承太郎の本心を知った徐倫は、覚醒したかのようにジョンガリAを撃破する。
その後、外にスデに来ていた潜水艇に倒れた承太郎のみを乗せて、徐倫は刑務所に中に戻るのであった。
ストーン・フリーの「糸」を通して少年と会話する徐倫。
エンポリオと名乗った少年は、徐倫に「なぜ逃げなかったのか」と問いかける。
徐倫が逃げなかったのは、刑務所の中に逃げたホワイトスネイクに奪われた承太郎の『DISK』を奪い返す目的が出来たからだった。
刑務所内にて、かろうじて生きていたジョンガリAも、ホワイトスネイクによって処分されてしまうのだった。
To Be Continued…
アニメ『ストーンオーシャン』#05「プリズナー・オブ・ラヴ」見どころ
夢オチ その②
前回の第4話からの続きで、「夢」の攻撃を受けているシーンから今回の第5話はスタートします。
この夢の攻撃はジョンガリAによるものではなく、今回初登場を果たしたホワイトスネイクの能力でした。
物語の中に「(ホワイトスネイクが)夢の中に現実のジョンガリAのスタンドを登場させていた」という承太郎の説明のセリフがあったのですが、このセリフってアニオリ(アニメオリジナル)のものなんでしょうかね?
この説明が一言あるだけで、夢の攻撃の仕組みのからくりのややこしさがちょっぴり緩和されたように思えて助かりますです…いやホント。
ジョンガリAのスタンド能力は別にあり、このスタンドに弾を当てれば反射して標的にぶつけてくれるというもの。ちょっと第5部のセッ〇ス・ピストルズちゃんたちに似ていますね。
名前は『マンハッタン・トランスファー』。
名前の元ネタはわからないのですが(ごめんなさいね)、かっこいいじゃあないか~。
承太郎の告白
承太郎は徐倫に「お前のことはいつだって大切に思っていた」と打ち明けます。
これを聞いて徐倫は承太郎に心を開いたかのように思えるのですが、皮肉にもその後、この親子は離ればなれになることに…。
承太郎はこのセリフをホワイトスネイクにDISKを抜かれた後に言っていますが、かなり体力的にも限界な状態で、力を振り絞るように言ったのではないでしょうか。
今はこの親子の再会を祈るばかりですね。
そのためにも徐倫、承太郎の奪われたDISK回収をがんばって~。
『ホワイトスネイク』の初登場
この回でこのアニメの重要な存在となるスタンドの『ホワイトスネイク』が初登場します。
承太郎と徐倫が「夢」の攻撃から逃れ、面会室から脱出した時に突然現れるので、おっどろかしてくるなァ~コイツぅ~。
あくまでスタンドのみの登場で、本体はまだ姿を見せていません。
EDは今回なかったのですが、キャストクレジットでは声優さんが「???」となっていました。
(『サ〇エさん』のタマかな?)
(第5部のアニメでポルナレフが先に「謎の男」として出てきた時のキャストクレジットの記載とはえらく違いますね)
ホワイトスネイクの声優さんは『呪術廻戦』のパンダ先輩と同じ方なので、ホワイトスネイクがしゃべっている時にパンダ先輩が脳裏に浮かぶことがあるのは否めません。
(それが悪いことだと言っているんじゃあないのよ)
徐倫、脱獄せずに「中」に引き返す
徐倫はスピードワゴン財団の潜水艇に承太郎の身柄のみを預け、自身は刑務所に戻ることに決めました。
これは承太郎の奪われたDISKを回収するためなのですが、エンポリオからは逃げた方が良かったかのように言われても、徐倫の決意に揺らぎはありませんでした。
この状況、前にも見たような…。
そう、「夢」の中の出来事でしたが、ジョンガリAに狙われたエンポリオを助けに行くシーンのことです。
承太郎は夢の中のこのことをよく覚えていて、自分のことを優先するよりも先にエンポリオを救いに行く徐倫のことを、力尽きる前に誇りに思っていました。
徐倫の中にもジョースター家の「黄金の精神」はしっかりと受け継がれており、これからの物語でもその力強さを発揮してくれますよ。
なので、『ストーンオーシャン』の視聴を切ってしまおうなどという方がもしいたら、その考えは捨てて欲しいです!
エンポリオに名前を聞く徐倫
ずっと謎の存在であったエンポリオの名前や出生がついに明かされました。
「糸」を通しての徐倫との会話の描写はアニオリですね。
徐倫がエンポリオの名前を聞くシーンもアニオリなのですが、第6部を最後まで読んだ方は「おっ」となったりしませんでしたでしょうか。
あの有名すぎるエンポリオのラストシーンでのセリフと何か今後リンクしてくる場面かも、と想像するのはちと考えすぎでしょうかね…?
ジョンガリA敗北を喫す
承太郎の本心を聞いて覚醒したかのように思える徐倫の本気に、ジョンガリAは倒されてしまいました。
この時、徐倫がジョンガリAに仕掛けた攻撃方法が、ストーン・フリーの「糸」を使ってお正月のコマ回しのようにジョンガリAの体を回すというもので面白かったです。
(いつもより多めに回しています)
この後、ホワイトスネイクによってジョンガリAは完全に沈黙させられてしまいます。
非常に短い期間の登場でしたが、『ジョジョ』キャラらしい魅力的な人物であったことは間違いありません。
まとめ
以上、今回はアニメ『ストーンオーシャン』#05「プリズナー・オブ・ラヴ」あらすじと見どころについて色々しゃべらせて頂きました。
承太郎のDISK奪回という目的が出来た徐倫にこれからどんな展開が待ち受けているか非常に気になりますね。
今後さらに現れてくるだろう徐倫の仲間の活躍も楽しみです!
それでは、ここまでお読み下さりありがとうございました!