今回はアニメ『ストーンオーシャン』の第9話のご紹介です。
以下からは『ストーンオーシャン』アニメ及びジョジョシリーズのネタバレがあります。
ネタバレが困る方はご注意下さいね!
アニメ『ストーンオーシャン』#09「取り立て人マリリン・マンソン」あらすじ
今回の敵は承太郎のDISKを回収するために神父に利用された『ミラション』という女囚。
(神父は承太郎のDISKを徐倫に持ち出されるわけにはいかない)
ミラションのスタンド『マリリン・マンソン』の能力は、賭けをした相手が定めたルールを破った時に賭けた金もしくはその金額に値するものを取り立てるというもの。
キャッチボールが何回続くかという賭けでイカサマをしたと見なされたエルメェスは金、そして肝臓まで奪われる羽目になる。
エルメェスの奪われたものを取り返すため、徐倫はさらに賭けを続ける。
スタンドは無敵だが本体なら…と、徐倫はミラション自体を叩くことに決める。
賭けは続行中なので、FFとキャッチボールをしながら逃げるミラションを追いかける徐倫。
ミラションを追い詰めた徐倫はストーン・フリーの拳を一発お見舞いする。
ミラションは急に態度を変えて金も肝臓も返すと言い出すが、徐倫の目当てはそれだけじゃあなかった。
ミラションにホワイトスネイクの正体を聞く徐倫だが、ミラションは「何のことだよ?」という返事。
そうこうしているうちに、ボールが看守に取り上げられてキャッチボールは終了ということになる。
(ミラションが看守に頼んでいた)
ミラションは勝ち誇って徐倫の大切なものである承太郎のDISKを取り上げようとするが、否、賭けはまだ終わってなかった。
ストーン・フリーの糸がさきほどの看守のポケットからボールを取り戻していたのだ。
そのボールをミラションに1000球分、ストーン・フリーのラッシュでぶつける徐倫。
ミラションは再起不能、徐倫は必ずDISKを承太郎の元に届けると誓い、今回はここでTo Be Continued…
(今回のエピソードが収録されている電子書籍はこちらの巻からです)
アニメ『ストーンオーシャン』#09「取り立て人マリリン・マンソン」見どころ
ミラションの髪型
ミラションの髪型は、冒頭での神父との対話中は普通→マリリン・マンソンのDISKを入れられて徐倫たちの前に現れた時は前髪が伸びて、首の下で髪の輪っかが出来ているという、原作と同じ再現がされていました。
(でも、一部分のみ冒頭の神父との会話中も首の下の髪がつながっているのをわたしは発見したッ!)
スタンド能力を埋め込まれたことによって髪型も変化したかのように想像できる、この奇妙さがいいですね。これだからいいんですよ、これが!
冒頭の会話部分といえば、神父はさくらんぼのタネを枝に残したまま実のみを食べるという芸を披露してくれました。
ポイントは一個目をうまいこと食べた後、それを口に置いたまま二個目をどの歯でかじるかかだそうです。うん、わからん!
理屈はさっぱりわからないのですが、これ合コンでやったらウケるかなぁ?
個性豊かなモブたち
今回はかの七不思議おばさんがキャッチボールに興じる姿を拝むことが出来ます。
また、FFの水を横取りする女囚が登場するのですが、お前女だったのか…。
原作の漫画だけ見てる限り、ずっと男だと思っていたキャラでした。
よくよく考えてみればここは女収監なんだから、男の囚人がいるわきゃーないですよね。
しかし、今回のアニメでこそ「あたい」というセリフが付け加えられているのですが、原作の漫画にゃーこんな一人称を言う台詞がなかったんですよ。
だから男と間違っていたという言い訳にすぎませんが…ごめんちゃい。
今週のエルメェス
(↑一挙配信作品に「今週の」という小見出しをつけるのはおかしな話ですが、私はバリバリのTV放送待機組だから良しとするって事でさ…こらえてくれ)
奪い返した承太郎のDISKについて徐倫とあれやこれや言う中で、「もっといいのは早くお前の親父に届けちまうことだろ」と言いながら徐倫の背に手を置くエルメェス。
片や、エルメェスの金と肝臓をマリリン・マンソンに巻き上げられた際、「あんたはあたしと父さんに巻き込まれたようなもんよ、死なせるわけにはいかない」と真剣に口にする徐倫。
どちらもアニメオリジナルのものだと思うのですが、二人の絆の強固さが感じられてすごくいい追加台詞ですね…!
アニオリの描写ではありませんが、エルメェスがイカサマ(とミラションは言ってた)をする際に使用したガムを噛むシーンがアニメではわかりやすくなってました。どアップで噛んでるシーンを見せてくれるんだもの。
『ジョジョ』でガムと言えば、「ガムくうかい?」のキャラを思い出すのですが、さすがエルメェスは「女版ポルナレフの立ち位置」であると荒木飛呂彦先生ご本人から明かされているだけありますね。をんな版ポルナレフ。
また、今回のラストで金と肝臓を取り戻したエルメェスの登場の仕方のさわやかなことッ!
見ているこちらまでさわやかになりそうです。
エルメェスの噛んでたガムもミントだったので、さらに。
原作漫画からの相違点
第9話は結構原作の漫画から展開の順番の入れ替えが激しいような気がします。
原作からの変更がイカンと言ってるのではなく、逆にわかりやすくなった箇所もあって良かったなぁと思う箇所も。
ラストで徐倫がミラションに千球をブチ込む辺りの展開はちと原作はわかりにくくて頭を抱えていたりもしたのですが(荒木先生ごめんなさい!!)、徐倫が看守から取り上げられたボールを回収する際に、
・キャッチボールの相手はFFと指定していない
(看守からボールを「糸」で取り返したのも「キャッチボール」としてカウント)
・そのボールを奪い返す描写が非常にわかりやすかった(アンド、気合の入った描写でかっこ良かった~!)
これらのことから、今回の勝負のフィニッシュ方法が言葉でなく心で理解することが出来ました。アニメスタッフさんにディ・モールト・グラッツェ(どうもありがとう)!
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もう一つ、こちらは原作からカットされていた相違点なのですが、「(賭けに使用する)金はまだあるんだ!」というエルメェスのセリフが漫画ではありまして、その金というのがサンダー・マックイイーンから奪い上げた金でした。
サンダー・マックイイーンは本人のエピソードが終了した後も実は無事だったことなどが物語の中で語られてたり、こうやって漫画ではエルメェスに金を巻き上げられた設定が活かされていたりと、思っていたより登場する回数がありました。
ちょっと萌えキャラ的な部分もあったので、また登場が見られるのはうれしなるわ。
(今回の部分はアニメではカットされちゃいましたが…)
まとめ
ということで今回は、アニメ『ストーンオーシャン』#09「取り立て人マリリン・マンソン」のあらすじと見どころのお話をさせて頂きました!
アニメではこのミラションのエピソードは奇麗に1話にまとめられていましたね、テンポが良くっていいなと思います!
それでは、ここまでお読み下さりありがとうございました!