今回はアニメ『ストーンオーシャン』の第12話のご紹介です。
以下からは『ストーンオーシャン』アニメ及びジョジョシリーズのネタバレがあります。
ネタバレが困る方はご注意下さいね!
アニメ『ストーンオーシャン』#12「集中豪雨警報発令」あらすじ
脱獄しようとしている徐倫のことは刑務所に報告しなくてはならない、と告げるプッチに、徐倫は「中庭に用があるから、1分だけ時間を下さい」と頼む。
その願いを聞き入れ、徐倫に道を開けるプッチ。
(もう一人潜んでいるウェザーの存在を危惧してプッチは道を開けた)
中庭に出た徐倫は一人の男に出くわす。
その男はスピードワゴン財団の者ではなく、万が一に備えてプッチが中庭を見張らせておいた看守だった。
徐倫の腹を銃で撃ち抜く看守。
徐倫は倒れ、スタープラチナのDISKも体から転げ落ちてしまう。
場面が変わり、プッチによる過去の回想シーンが始まる。
1988年のことだった。
プッチはエジプトから来た「時を止めることが出来る男」と親しくなった。
(DIOです)
DIOはプッチに「天国に行く方法があるかもしれない」と言った。
その具体的な方法をプッチが尋ねると、DIOは「それは一冊のノートに記録しているから、今度エジプトに来るといい その時に君に見せよう」と言う。
だが、プッチがノートを見る前に、DIOは承太郎に倒されてしまった。
承太郎はその際に『ノート』の内容を読んだ。
そしてノートを焼却してしまったため、「天国へ行く方法」は封印されてしまった。
そこから現在までに至る20数年、プッチは承太郎の記憶のDISKを奪う時を待ち続けていた。
承太郎の記憶のDISKにこそ、DIOが『ノート』に記した「天国へ行く方法」が残されているのだから。
プッチの回想はここまで。
現在の時間に戻り、後始末(徐倫の持っていたスタープラチナのDISKの回収)は看守にまかせて礼拝堂に戻ろうとするプッチ。
看守が徐倫の頭にとどめの一撃をブチ込もうとすると、手に何かが降って来る。
猛毒を持つヤドクガエルだった。
ヤドクガエルは次々と空から降って来る。
ウェザーが徐倫を助けるために、天候を操って大量のカエルを空から降らしたのであった。
看守はカエルの毒にやられて全身ズタズタに、やがて倒れ込んでしまう。
ホワイトスネイクを中庭に出し、徐倫が落としてどこかでカエルの下敷きになっているスタープラチナのDISKを探させるプッチ。
ついにDISKを見つけるホワイトスネイク。
その瞬間、徐倫の「糸」がホワイトスネイクの手からDISKを奪い上げた。
ホワイトスネイクが徐倫に攻撃をしかけようとすると、今度は天からやって来た『鳩(ハト)』が承太郎のDISKを奪って、そのまま去っていくのだった。
スピードワゴン財団の用意したDISKを受け取る相手は人間ではなく、この訓練された伝書鳩だった。
(鳩の名前が「サヴェジ・ガーデン」)
看守が持っていた銃で鳩を撃ち落とそうとするホワイトスネイクだが、中の弾は切れていた。
降って来たカエルの群れを見て周囲が騒ぎ出したため、ホワイトスネイクは身を隠す。
徐倫はそのまま「糸」でホワイトスネイクの正体を探ろうとするが、負傷のダメージにより力尽きてしまう。
かくしてスピードワゴン財団はスタープラチナのDISKを手に入れたが、もう一枚、記憶のDISKも手に入れなければ、承太郎の心は元に戻らない。
EDの後、『スポーツ・マックス』という人物にDIOのものだという骨を渡して頼みごとをしているホワイトスネイクのシーンが描かれるところで今回は、そして『ストーンオーシャン』の第1クールはTo Be Continued…
(今回のエピソードが収録されている電子書籍の巻はこちらです)
アニメ『ストーンオーシャン』#12「集中豪雨警報発令」見どころ
DIOと天国
プッチの回想でDIOが出てきます。
原作を未読且つ、アニメで『ジョジョ』シリーズを追っていた人は驚いたのはないでしょうか。
いいなぁ、そういう驚きが楽しかったりしますもんね。
このプッチとDIOがやり取りしているのが1988年のこと。
承太郎がDIOを倒したのは1989年だそうなので、その1年前の出来事ですね。
DIOがプッチに「(ノートを見せるから)今度エジプトに来るといい」と言うセリフはアニメオリジナルですね。
プッチに顔を近づけてすごく優しくささやくように言ってました…お、おう…。
さて、DIOの言う天国とは精神に関することだそうです。
死ねって言ってるのではなく、精神の向かうところ…
精神の力も進化するはずなので、それの行きつく所こそが『天国』。
正直やっぱり複雑ですが、何はともあれ、今回のこのDIOが登場する回想が挟まれたことで、なぜプッチが承太郎のDISKを狙っていたのかという目的が判明しました。
徐倫の持つ黄金の精神も強固なものですが、プッチのDIOの意志を継ごうとする姿勢も中々頑固なものですよ。
ナレーションについて
今回、かな~り久しぶりにナレーションのセリフがありました。
どのくらいぶりかと思えば、どうも『ストーンオーシャン』の第1話以来みたいですね。
今回の『ジョジョ』では、ナレーションさんの登場は1クールの最初と最後だけだったのですね!
ナレーションの大川さんはご存じの通り、『ジョジョ』のアニメの第1部からずっとナレーションを担当されています。
『ジョジョ』のインタビューを読んでいると、やはり各部ごとの声優さんの入れ替わりなどをすごく見られている方なので、とてもそのお話の内容は興味深かったですよ。
原作との相違点
アニメでは最後の方にエルメェスやFF、そしてエンポリオが姿を見せますが、このシーンは原作にはないものです。
FFはエルメェスに耳打ちして話していて、状況からたぶん中庭に降り注ぐケロッピ(カエルね)のことを伝えたのだと思うのですが、耳打ちするって可愛いな~。
プッチは気を落ち着けるために素数を数えますが、アニメではその素数の数字が浮かび上がってくる演出がされていて面白かったです。
「28」とかプッチが間違って言ってしまった数字も浮かび上がっていて、細かいな~と思いました。
スポーツ・マックス
EDの後に、ホワイトスネイクから「スポーツ・マックス」と呼ばれる人物が登場します。
これはまごうことなく第2クールへの引きなのですが、はやくこのスポーツ・マックス(略して)『スポマ』のエピソードもみたいものですね!
まとめ
以上、今回はアニメ『ストーンオーシャン』#12「集中豪雨警報発令」のあらすじと見どころをご紹介致しました。
今回登場して徐倫を弾攻めにしていた看守の赤いマフラー(スカーフ)もおしゃれでしたね。
原作で見た時からずっと妙に強く印象に残っていたので、アニメでその活躍をみることが出来てうれピーィです。
それでは、ここまでお読み下さりありがとうございました!