私の手元にも『ジョジョの奇妙な冒険』×地球の歩き方が届きました!
サイズはジョジョマガジンと同じくらいと思っていたら、A5サイズくらいのものでした。
(かりあげクンなどの4コマ漫画や、犬マユゲでいこうと同じサイズくらい?)
(Kindleでは電子書籍版の配信もアリ)
さっそく読ませて頂いたところ、あまりの内容の濃さに驚きました。
個人的にはぶっちゃけ『ジョジョマガジン』より読みごたえがありました。
(ディスるわけではけしてないです、『岸辺露伴は動かない ホットサマー・マーサ』は文句なしに面白いし。ただ、『ジョジョマガジン』は歴代主人公やラスボスのイラストをただ並べてるだけなんですよね…)
以下の項目から『ジョジョ』×地球の歩き方の見どころ紹介です!
見どころ①『ジョジョ』年表がついている
「地球の歩き方」を開いてすぐ数ページ目にある年表。
はい、いきなりたまげました。
『ジョジョ』第1部~第8部までの物語の中の出来事が、事細かに年表でまとめられています。
しかも、すごく読みやすくまとめてくださっている…!
各地の情報だけでなく、まさか『ジョジョ』の漫画の内容にまで詳しく書いていてくれているとは…。
部ごと、ではなく、第8部まで一気通貫しているので、『ジョジョ』の歴史がいっぺんに振り返ることが出来ます。
『ジョジョ』の物語を楽しむのにはもちろん、考察にもめちゃくちゃ役に立つので、私も今後そういった記事を書かせてもらう際には絶対この本開くと思います…。
(各キャラクターの誕生日も載っていますよ!これまでに判明しているキャラだけだと思いますが)
(アニメ『ジョジョ』シリーズ第5部まで31日間無料トライアルで全話見放題で視聴可能 第6部はポイント制)
見どころ②各地の情報が想像以上に濃密
『ジョジョ』各部の物語に出て来た地名や場所の情報の濃密さもバツグンです。
例えばジョースター邸なんて、「石仮面はジョナサンの部屋の机の右上から3番目の引き出しに入ってた」など、実に細かいところまで拾い上げてくれています。
(漫画の中ではわざわざ場所は書いておらず、ディオが石仮面を机から出すシーンから抽出されたのでしょうね、すごいなぁ…)
他には「ウインドナイツ・ロットを感じられる地」など、ジョジョに出て来る場所と実在する地名をピックアップしてくれています。
もちろん第1部だけでなく、『ジョジョ』第8部までこういった読み物が充実しているのだから、豪華すぎて鼻血でそうです。
『ジョジョ』内の「こんなネタまで拾うか~!」と感心させられて、何度も言いますが読みごたえバツグン!です!
「チーズのうた」(作詞作曲ジャイロツェペリ)も突然引用されていてワロタ~。
見どころ③荒木飛呂彦先生インタビュー
荒木先生がこれまで訪れた場所のインタビュー(写真はやはり若い)や、荒木先生ご自身が旅先で撮影した写真がご本人のコメントと共に掲載されています。
中でも、私が一番鼻息を荒くした(笑)荒木先生への質問は「荒木先生が一緒に旅をしたいキャラクターは?」というもの!(もちろんジョジョのキャラで)
あるキャラについて、「やっぱり荒木先生もそう思っていたんだ!」と知ることが出来るお答えになっています。
(漫画『ジョジョ』シリーズは電子書籍でも配信中です。カラー版もありますよ)
まとめ
文体も『ジョジョネタ』の連発ですが、テンションが高いばかりのサムいものではなく、しっかりと面白いんですよ…もう大好き…♡
旅先で出会ったジョジョラーから聞いたエピソードのタイトルも「ぼくのカプレーゼはカプレーゼじゃない」とか「注ぐのは誰だ?」などと凝ってます。内容が気になりまくりでしょ?
もうこの本の中だけで何回笑わされたのかわからないくらいです(笑)
あんまし気軽には使いたくない『ジョジョ愛』という言葉も、この「地球の歩き方」には胸をはって託すことが出来ます。
この「地球の歩き方」は『ジョジョ愛』にあふれている良書です!
(Kindleで電子書籍版も配信しています)