ジョジョ6部『一巡』とは結局どういうことなの? | コーヒーガムとイチゴのケーキ
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ジョジョ6部『一巡』とは結局どういうことなの?

ストーンオーシャン
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※この記事には『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのネタバレがございます。

改めて『ジョジョ』第6部「ストーンオーシャン」の終盤で発生する『一巡』の現象について考えてみたいなと思いました。

『一巡』後の世界でこの事象について学ぶ子供たちの教科書みたいな文章に…とまでは絶対にいきませんが、自分でも新たな発見があればいいなと思い書かせていただきます。

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『一巡』とは結局なんなのか?

(※かなり難解なので間違っているかもしれないということはどうかご留意を)

ジョジョ第6部「ストーンオーシャン」の終盤でラスボスのプッチ神父は条件をクリアし、自身のスタンドを『メイド・イン・ヘブン』へと進化させることに成功。

この『メイド・イン・ヘブン』の能力というのが、「地球の速度を加速させる」というものだった。

時が加速すると、今昼だったのにと思っていたらあっという間に夜になっており、もう次の瞬間には朝が来ている。

こんな感じを繰り返し、やがて宇宙が終焉する瞬間まで時は加速。
ここを「特異点」として、地球の歴史は同じものがもう一度始まる。
(地球上においてまた新たな別の展開が繰り広げられていくのではなく、人類はこれまでと同じ歴史を繰り返す。)

そのため、『一巡』を経たエンポリオは再び以前いた場所と同じグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に戻って来てた
(気が付いたらそこにいた なぜか全裸だったのかはこの一巡以上に謎なことなのに誰も考察しようとしていない 笑)

この新たな地球には、「前の地球」で死んだ人間は来ることはできない。
そのため徐倫も承太郎も存在しない。
ただいるのは、それらの存在を補う似たような人物だけだった。

『一巡』したこの世界では、人々はみんな次に自分の身に何が知っている。
人類がみんな次に起こる危機について知っており、それについて「覚悟ができる世界」こそがプッチの望む世界であった(らしい)。

味方(徐倫)側の中で唯一生き延びていたのがエンポリオであるが、ここで彼を逃せばやがて成長して自分を倒しにくるのではないかとプッチは危惧。

トドメを刺そうとするも、勝負はウェザーのDISCで機転を利かせたエンポリオの勝ち。

その後、また場面は別のところに転換する。

刑務所の外でバスに乗り損ねたエンポリオの元に再び集結してきたのは、かつての仲間と同じ魂を持つ人物(アイリンたち)であった。

ジョジョ6部のアニメで一巡後のエルメェスに名前がつけられていた件
※この記事には『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」の結末部分のネタバレがございます。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b=b||function(){...

(ここでアイリンたちが現れた場所についてはどういったものなのかは、作者の荒木先生による説明がされたことがないので現在でも意見の分かれるところ。

エンポリオがプッチを倒したことで『一巡』はなかったことになったのか?=これまでのジョジョの世界は無事ということか?
それとも『一巡』は『一巡』として発生してしまった後の世界のことなのか。

どのみち衝撃的すぎるラストであることには変わりはない。

『一巡』したその後

その後、『一巡』した世界で繰り広げられているのが『ジョジョ』第7部「スティール・ボール・ラン(SBR)」かもみたいなことを荒木先生自身がおっしゃられていたり、ジョジョの世界観に「パラレルワールド」の概念が持ち込まれることになりました。

「ストーンオーシャン」の結末も、たくさんある『ジョジョ』のパラレルワールドの世界の中の一つのラストである、みたいなことを、こちらも荒木先生が講演か何かで明言されていたような。

『ジョジョ』の物語の「パラレルワールド」(もしも的な話)が実に誰しも納得のいく感じで描かれているゲームが『アイズオブヘブン(EOH)』だと私は思うのですが、いかんせんこちらは悪い意味で話題になった旧『オールスターバトル(ASB)』のせいであんまし評価されておらず…。
ストーリー的にも、キャラ同士でタッグを組むことができるバトルシステム的にも私は十分に楽しめたので、興味のある方は是非遊んでみてくださいね。

(私は旧『ASB』からジョジョにハマった人間なので『ASBR』も応援しています)

また、『一巡』の設定をうまく物語に組み込まれていると思うのが、スピンオフ作品である『JORGE JOESTAR』です。

このスピンオフも読む人によって評価はかなり分かれているようですが、逆にぶっ飛びすぎていて私は大好きです(笑)
パラレルワールドの設定で(※例外あり)ですが、『ジョジョ』のキャラが部を越えて集結しているんですよ。

評判が高めの『恥パ』も、『ジョジョ』の設定が部を越えて「これでもか」って感じで詰め込まれてますが、さすがに『一巡』までは組み込むことができなかった模様。

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今後も第9部「The JOJO Lands」やスピンオフで『一巡』について触れられることは果たしてあるのでしょうかね?

→第9部で、地球が加速していた中でも締め切りを守っていたあのキャラが登場したので、もしかしたらあるかも?

アニメの「ストーンオーシャン」で露伴の名が呼ばれるのは第37話「メイド・イン・ヘブン その②」です。

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