『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ作品である『中間管理録トネガワ』は2020年に全10巻をもって完結しており、ちょいと世間よりブームに乗り遅れたけど読んでみたら面白かったです。
例えば、単行本第3巻に収録されている第21話「講習」と第22話「人生」のエピソードでは、『カイジ』本編で一番最初に行われるギャンブル「限定ジャンケン」のリハーサルが描かれていますw
限定ジャンケンのリハーサルにおいて、淡々と参加客役をこなす黒服にトネガワはどうもしっくりこない様子。
実際に本番で限定ジャンケンに参加する者たちは、多重債務者…平たくいえばクズの集まりになるはず。
そのため、真面目な黒服役たちにリハーサルをまかせても、なんつーかこう、臨場感がないのだ。
トネガワが胸中をモヤつかせている時に、ある人物が現れた。
それは『カイジ』本編でもおなじみのキャラ・遠藤さんこと遠藤勇次だった。
（遠藤は『カイジ』本編では主にカイジにギャンブルを紹介する役。一時共闘関係を結んだこともあるけど、「24億脱出編」ではまたカイジを追っかけまわしています）
遠藤は黒服たちに多重債務者（クズ）とはどうあるべきかをレクチャーするため、渡辺くんという人物を紹介。
この渡辺くんの髪型や服装といった風貌がカイジそっくりで、もはやニセカイジと呼んでも違和感がないほどwww
「親から借金返済にあてるように用意してもらった金を、全部競馬にブッ込む」等、クズエピソードのデパートメントのような渡辺くんに、尋常じゃないほどの衝撃を受ける黒服たち。ざわ・・。
果たして黒服たちは、リハーサルのために真のクズになることはできたのか？(笑)
爆笑必須の結末は是非『トネガワ』を読んでお確かめくださいね！
なおこの渡辺くん、アニメでの声優は萩原聖人さんが担当されています。
（アニメ『中間管理録トネガワ』第10話）
萩原さんといえばカイジと同じ声じゃねぇかっ…！はいこれ、渡辺くんの通称は「ニセカイジ」で確定ですwww
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アニメ『アカギ』の作品説明の絵がちょっと面白いです。アニメの中にこんなシーンあったっけ？ってなるw
☆こちらもどうぞ☆
・中間管理録トネガワの悪魔的人生相談
・カイジ・トネガワ・ハンチョウ 帝愛グループ会社案内
・賭博堕天録カイジ 24億脱出編
すっかりギャグ漫画へと化してしまってますが、これはこれで面白いので私は好きです。
カイジのお母さんも出てくるよ。
・闇麻のマミヤ
『アカギ』の続編。舞台設定は現在（令和）で、老いた治も登場します。
まずは一切ネタバレなしで読んでみて、主人公のマミヤ初登場のシーンで「えっ…！？そうだったの！？」ってなって欲しいです。
