【ジョジョ6部】ラストを私なりに考察してみました【ストーンオーシャン】 | コーヒーガムとイチゴのケーキ
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【ジョジョ6部】ラストを私なりに考察してみました【ストーンオーシャン】

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※『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の結末(最終回)までのネタバレがあります。

「ネタバレが困る!」という方はご注意下さいね。

『ストーンオーシャン』の結末でラスボスであるプッチ神父は、結構身勝手な自分の信念に基づき、地球の「一巡」を実行させてしまいました。

改めて考えると時を加速する能力を持つ「メイド・イン・ヘブン」てめちゃくちゃ恐ろシア…でも、スタンドのデザインはとってもかっこ良いですね。

超像可動及びスタチューのフィギュアはまだ出てないか…。

『ストーンオーシャン』の単行本17巻の208~209ページに、この「宇宙の一巡」の仕組み(原理?)について説明された文章があります。

(プッチ神父が頭を押さえてコチラを見ている見開きのページのとこだよ!)

この部分から少しかいつまませて頂くと、

「新しい歴史は誕生したが 宇宙を旅して来た生命たちの地球到着を運命の中にあらかじめ組み込んである歴史のはずだ」

とあるんですよ。

(「宇宙を旅して来た生命たちの地球到着」という言い方はすごく詩的で良いなぁ)

そして、一巡したグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に一人飛ばされたエンポリオは、かつての仲間である徐倫と承太郎のそっくりさんに遭遇します。

この現象については

「ーーーつまり同時に同じ人間は2人いないし 住んでいた時と同じような場所に到着する」

と説明されています。

…されてはいるのですが~~~、ちょっとこれらの宇宙の一巡の仕組みについては根拠があるとは言い難く、言うなれば作者である荒木先生の「アラーキー理論」となってしまっていて、ちょ~っと我々読者には共感しにくくなっているのではないかなァ…。

そういった部分がこの6部のラストをややこしく「ナンカイダーナンダイダー」と言わしめているのではないかな、と私は思ってしまいました。荒木先生、ごめんなさい!

それから、更に注目したいのが、

「人は「運命を切り開く」と考えられているが もしかしたらその切り開くことすら 運命の中に組み込まれているのかもしれない」

という一文なのですが…ちょっと部分、な~んかネガティブではありませんか?^_^;

そして6部の結末は皆さんのご存知の通りというわけで…このラストを執筆されていた時、荒木先生の心情がどのようなものであったのかが少し気になります…。

ちょっと気が沈みがちの状態にあった荒木先生が、6部でこれまで積み上げて来た『ジョジョ』の世界を破壊してしまったのではないかな、と。

※この考察はあくまで私の勝手な推測です!

現実に6部ラストの荒木先生の状態は絶好調で「ハッピー♡ルンルン♪」な気分で執筆をされていたとしたら、荒木先生、本当にごめんなさい…。

ウェザーのDISKを駆使してプッチ神父に勝利したエンポリオは、一人、新たな世界に飛ばされて徐倫達に似た存在と邂逅(再会?)します。

ここで気になったのが、エルメェス(に似た存在)が放った

「ケープ・カナベラルにも寄ってもらうからな!」

という台詞です。
「ケープ・カナベラル」は言わずもがな、プッチ神父が宇宙の一巡をやらかした場所…。

新たな世界でエルメェスに似た存在は、そんな場所へ何の目的があって向かうつもりだったのでしょうか…?

う~ん、プッチ神父的な存在にリベンジするため、というのはさすがに考えすぎかなァ~ア…。

(単なる「見学。」とか言われたら身も蓋もないですが 笑)

ちかぁったリベンジ~~ィイ~~ェ…。

そうだよ、バッドエンドに抗ってみせてよ…。

そもそも、この新たな世界(徐倫に似た存在が「アイリン」と名乗って登場する世界)について、私は瞬時に理解が出来ないでいたのですが、

「プッチがエンポリオに敗れたことにより『メイド・イン・ヘブン』の効果が切れ、一巡が止まったために発生した新たなパラレルワールド」

と解釈しても良いのでしょうか…?

つーか(若者言葉失礼!)、7部である『SBR』や8部の『ジョジョリオン』が「パラレルワールドである」的な発言が荒木先生の口からあったような…?

ということは、な~んだ、(パラレルワールドであるという)答えは出てるんじゃあないか…。

つーか(二度目)、『ストーンオーシャン』と『ジョジョリオン』の年代設定って同じ2011年だったんですね。

定助とアイリン達がすれ違う展開なんて想像するのも楽しいかも。

(それぞれ存在する世界線が異なるかもしれませんが、そこはほら、7部のD4Cみたいなスタンド使いを探してきて、別の次元からグイっと引き合わせちゃうみたいな…)

結局6部で『ジョジョ』の世界が破滅しているのなら、どんだけ考えを張り巡らせたところであんまりスッキリとした気分にはなれないかなぁ…。

それでも、そうとわかってても、いつまで経っても何度も繰り返し6部ラストについて多くの人が考察を重ね膨れ上がらせてしまうのは、やはり『ストーンオーシャン』にそういう魅力があるからとしか言えないのではないでしょうか。

私も5部までに無事でいて欲しいキャラ達がいたりするので、(そりゃもちろん、徐倫達にも生き延びては欲しかったですが…)、6部で『ジョジョ』の世界は破壊されていない、などといった納得のいく答えが欲しいのかも…だからいつまでも、6部ラストの考察をやめることが出来ないのかもしれません…。

いつか荒木先生がポロっと「(7部以前のパラレルワールドに入る前の)『ジョジョ』の世界?壊れてませんよ~」とでも明言してくれる日を、待ち焦がれてみたりなんかして。

よろしく頼みますよ、センセェ~~~ッ!

あらヤダ、簡単に考察するつもりが、いつの間にか2000字を越えていたわ。

ということで、今回の考察はこの辺りで締めにさせて頂きたいと思います。

こんなまとまりのない文章をここまで読んで下さった方がいたとしたら…ディモールト・グラッツェ(どうもありがとう)です!

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