ブッタとシッタカブッタシリーズの名言まとめ | コーヒーガムとイチゴのケーキ
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ブッタとシッタカブッタシリーズの名言まとめ

ブッタとシッタカブッタ
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小泉吉宏先生著『ブッタとシッタカブッタ』シリーズの名言・名セリフの一部紹介です!

本書はマンガなので、引用した文だけでは伝わりにくい部分もあると思われます。

小泉先生の描かれるブタちゃんたちもとても可愛いので、是非本を手に取ってみてくださいね。

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  1. ブッタとシッタカブッタ①こたえはボクにある
    1. 自信ははじめから自分の中にあったんだ
    2. どんなに有名になろーと…
    3. あせったり失望したりするのは
  2. ブッタとシッタカブッタ②そのまんまでいいよ
    1. 演じるのをやめてみようよ
    2. 全て等しく自分の人生の時間だというのに
    3. 幸福と不幸ってどこが境目?
    4. シッタカブッタはおいしいものを求めて流れにさからって泳いだ
    5. 目的も理由も忘れて
  3. ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ
    1. この世はあんたの心がつくり出しているんだ
    2. 人生にもともと意味なんてないんだから…
    3. 今の自分をながめると…
    4. 夢や目的を持たない幸福な人生だってあるっていうのにさ
    5. 幸福は歩くことそのものにあった
  4. 愛のシッタカブッタ
    1. あなたこそが幸福に一番近いところにいるのです
    2. 夢が現実ばなれしていることに気がつかないと…
    3. 心って変化するんだ!
    4. ブタのいどころ
    5. なんだ 勝つも負けるも変わらんじゃないか
    6. 束縛の中にも「自由」はある
    7. どうやら自由というものはなるものではなくあるものらしい
  5. ブタのふところ
    1. 幸福を人生の目的にすると野心が生まれるぞ
    2. 目が開けば求めるとか求めないとかは…
    3. 経験は起きているだけで全て等しいぞ
    4. 自分に起きている体験を…
  6. ブタのみどころ
    1. 地獄だと思っていた中で
    2. 人生どっちでもいいじゃん
  7. ブとタのあいだ
    1. 幸福なんて言葉を知らなかった幼い頃は無邪気だった
    2. 選び方の基準
    3. まず大切なのは
  8. なやんでもいいよとブッタは、いった。
  9. ブッタとシッタカブッタ いのちのオマケ上下巻
  10. 他の小泉吉宏先生の作品
    1. トントンな日々
    2. ブヒ道
    3. まろ、ん?
    4. 生きるん。

ブッタとシッタカブッタ①こたえはボクにある

『ブッタとシッタカブッタ』シリーズ1作目。

旧装版は「心の運転マニュアル本」と銘打たれていますが、新装版刊行にあたってカバーを描き直されているようですね。

(『ブッタとシッタカブッタ①』旧装版表紙の一部)

自信ははじめから自分の中にあったんだ

悩んで自分を悩ませているのが自分自身だと知った時
自分がイメージしていた自分とちがう自分が見えてきて自分に失望する
その見えてくる自分は普通の自分なんだけど
ふつうの自分を発見した喜びが自信につながる

自分に失望して自分が前より小さく見えるはずなのに
小さくても確実な自分がいることに驚く
自信ははじめから自分の中にあったんだ

『ブッタとシッタカブッタ』①こたえはボクにある新装版P99より引用

どんなに有名になろーと…

どんなに有名になろーと…
どんなに出生しよーと…
どんなに名作をつくろーと…
シアワセとは別の問題である

『ブッタとシッタカブッタ』①こたえはボクにある新装版P124より引用

あせったり失望したりするのは

あせったり失望したりするのは
目覚めが特別なことだと思っているからだ
素晴らしいことは日々おこっているというのに…

『ブッタとシッタカブッタ』①こたえはボクにある新装版P183より引用

ブッタとシッタカブッタ②そのまんまでいいよ

シリーズ2作目。

シッタカブッタに眉毛がある時とない時がありますが、小泉先生曰く「その場その場で表情の似合う方を描いている」とのこと!

「そのまんまでいいよ」と言ってくれている本書ですが、「<そのまんまでいい>を言いわけにするなよ」とも釘を刺してくれているのでギクッとさせられる部分も。
(旧装版P160より引用)

演じるのをやめてみようよ

誰々の息子や娘でなく 〇〇会社の社員でなく
兄や妹でなく 誰かの恋人でなく

社会というゲームの役割を
演じるのをやめてみようよ

誰でもない何者でもない
自分を感じてごらんよ

そこに<あなた>がいるから

『ブッタとシッタカブッタ』②そのまんまでいいよ旧装版P72より引用

全て等しく自分の人生の時間だというのに

一日の行事で大事なこととそうでないことを分けていると
おろそかにしたりつまらなく思えたりすることが生まれてくる
人生の中で楽しいこと大事なことを分けていると
いやなことがますますイヤに思えてくる
全て等しく自分の人生の時間だというのに

『ブッタとシッタカブッタ』②そのまんまでいいよ旧装版P96より引用

幸福と不幸ってどこが境目?

幸福と不幸ってどこが境目?
人が勝手に境目を決めてる気がする…

『ブッタとシッタカブッタ』②そのまんまでいいよ旧装版P97より引用

シッタカブッタはおいしいものを求めて流れにさからって泳いだ

シッタカブッタはおいしいものを求めて流れにさからって泳いだ
側の流れに負けておちこんだ
こんどは流れにさからわないで浮いていた
なんのことはない
たどりついたところに別のおいしいものがあった

『ブッタとシッタカブッタ』②そのまんまでいいよ旧装版P126より引用

目的も理由も忘れて

目的も理由も忘れて
ごはんをつくる ごはんを食べる
茶わんを洗う そうじをする
あいさつをする
無心でその中におちつく

『ブッタとシッタカブッタ』②そのまんまでいいよ旧装版P172より引用

「そのまんまでいいよ」と言ってくれている本書ですが、「<そのまんまでいい>を言いわけにするなよ」とも釘を刺してくれているのでギクッとさせられます。
(旧装版P160より引用)

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ

シリーズ3作の完結編なのですが、1作目とつながるオチが素晴らしすぎます。

物事の一部分のみを切り取った報道(編集)の危険についても取り上げているマンガも掲載されています。

旧装版は1999年に初版が発行されているのですが、この時点からこういった問題があったのだなぁと考えさせられますね…。

(現在(2023年末)でも、大袈裟な見出しがつけられているだけで中身は「なぁんだ…」と思われるネットニュースがあふれかえっているので)

この世はあんたの心がつくり出しているんだ

この世はあんたの心がつくり出しているんだ
この世を楽しいものにするかつらいものにするかは
おまえさんの心しだいだよ

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ旧装版P8より引用

人生にもともと意味なんてないんだから…

人生にもともと意味なんてないんだから
あんたが人生に意味をプレゼントすればいいじゃない

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ旧装版P98より引用

いつもは悩んでいる側のシッタカブッタがカイカブッタ(仲間のブタ)に諭している1本。

今の自分をながめると…

こないだイイコブッタにふられ 今度はネコカブッタにふられた…

しかしシッタカブッタは思いなおした

今は健康だしごはんも食べられるし

おまけに絵を描く楽しみがある

今の自分をながめると

不幸なこともあれば幸福なこともある

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ旧装版P126より引用

夢や目的を持たない幸福な人生だってあるっていうのにさ

いい学校やいい会社に入ろうとか

エラくなろうとかお金持ちになろうとか
カッコいい恋人を持とうとかカッコよくなりたいとか

そんな「目的」がおまえさんを追いこんでいくというのがわかるか?

夢や目的を持たない幸福な人生だってあるっていうのにさ

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ旧装版P127より引用

幸福は歩くことそのものにあった

シッタカブッタは幸福をさがしに何年も歩いていたが
歩いても歩いても見つからなかった

シッタカブッタは休んで考えた
シッタカブッタは探すのをやめて
歩くことを楽しみはじめた
幸福は歩くことそのものにあった

ブッタとシッタカブッタ③なぁんでもないよ旧装版P129より引用

愛のシッタカブッタ

失恋したシッタカブッタが苦しみから立ち直っていく過程を見る作品。

ブッタ様は未登場ですが、代わりにある鳥がシッタカブッタを見守り諭してくれています。

(そういえばこの鳥さん、名前も明かされていなくて少し謎😅)

マンガにくわえ、小泉先生による美麗なイラストも豊富な一冊です。

あなたこそが幸福に一番近いところにいるのです

絶望しているあなた
信じられないでしょうが
あなたこそが幸福に一番近いところにいるのです
信じて先を読んでください

『愛のシッタカブッタ』新装版P56より引用

夢が現実ばなれしていることに気がつかないと…

夢が現実ばなれしていることに気がつかないとあとがシンドイんだね
すんだことをいつまでもクヨクヨするのも現実を見てないんだな…

そうだ 泣きやんだら次に向かわなくっちゃ

『愛のシッタカブッタ』P89より引用

心って変化するんだ!

あれ―――
悲しかった心がしずかになってきた…
心って変化するんだ!
悲しみってカゼひいたみたいなもんだろ?

『愛のシッタカブッタ』P90より引用

ブタのいどころ

『ブタの〇ところ』シリーズの第1作目。

『新・調査情報』という雑誌に連載されたものを加筆・再構築して単行本に収録しているとのこと。

『新・調査情報』は国会図書館のデジタルライブラリーでも一部閲覧が可能なのですが、『ブタのいどころ』は掲載時にはモノクロだったのですね。
(単行本化にあたりカラー化されている…ということで良いのでしょうか💦)

なんだ 勝つも負けるも変わらんじゃないか

「負けるとどうなる?」

「つらいです」

「勝つとどうなる?」

「うれしいです」

「なんだ 勝つも負けるも変わらんじゃないか」

『ブタのいどころ』P16より引用

この4コマに限らず、ブッタ様の教えを聞いて「 」となっているシッタカブッタくんもいいんですよね。

束縛の中にも「自由」はある

「自由」である

束縛の中にも「自由」はある

『ブタのいどころ』P133より引用

ブッタが縛られている図に添えらえている一文です。

どうやら自由というものはなるものではなくあるものらしい

どうやら自由というものはなるものではなくあるものらしい

『ブタのいどころ』P136より引用

ブタのふところ

「ブタの〇ところ」シリーズ第2作目。

幸福を人生の目的にすると野心が生まれるぞ

幸福を人生の目的にすると野心が生まれるぞ

『ブタのふところ』P46より引用

目が開けば求めるとか求めないとかは…

求めてうまくいけば目的は達成される

うまくいかなかったら目が開くかもしれない
目が開けば求めるとか求めないとかは

どうでもいいことになるだろうよ

『ブタのふところ』P104より引用

経験は起きているだけで全て等しいぞ

経験によいとか悪いとかあるのかな?
経験は起きているだけで全て等しいぞ

『ブタのふところ』P156より引用

自分に起きている体験を…

自分に起きている体験を白とか黒とか

いいとか悪いとか評価を入れないでただながめると

人生には見えてくるものがある

『ブタのふところ』P157より引用

ブタのみどころ

「ブタの〇ところ」シリーズ3作目にして完結編。

不幸な気持ちがどこからきているかを知ることで「仕方ないか…」と思うことができるということで、生物の進化の話や、体のつくりが心に及ぼす影響など科学の観点から描かれている本。
(小難しく感じるかもしれませんが、今回も可愛らしく漫画で描かれていますよ)

地獄だと思っていた中で

(前略)

地獄だと思っていた中で達成感や満足感をさがしていく・・・・

幸福とは何かというその答えのヒントはここにありそうだ

『ブタのみどころ』P74より引用

人生どっちでもいいじゃん

(前略)

損か得かという基準で選んでいると

迷いがいつまでも続いていくような気がする

人生どっちでもいいじゃん

・・・・って基準がありそうだけどな

(後略)

『ブタのみどころ』P166より引用

ブとタのあいだ

「ブ」と「タ」のあいだや「右と左」のあいだ、「好きと嫌い」のあいだとは?

今回はいつものマンガと文章で構成されています。文章のページにもうっすら描かれているシッタカブッタたちも超プリティー。

幸福なんて言葉を知らなかった幼い頃は無邪気だった

幸福なんて言葉を知らなかった幼い頃は無邪気だった。
(略)

子ども時代の日々は、幸福を感じようとするのではなく、ただ幸福だったのだ。

『ブとタのあいだ』P49より引用

『ブッタとシッタカブッタ』①にも、成功しても失敗しても笑っている子ブタのエピソードがあります。

選び方の基準

迷ったときどちらを選んでいいのか、選び方の基準を教えましょう。

どちらを選んでも正解。

『ブとタのあいだ』P99より引用

ミスチルにも「♪どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう」という歌詞の曲がありますね(『IT’S A WONDERFUL WORLD』収録の「優しい歌」)

まず大切なのは

まず大切なのは、あるべき自分やなりたい自分をめざして将来満足しようとすることではなくて、現在のそのまんまの自分なんじゃないだろうか。

その姿が望ましいか、望ましくないかはどうであれ、そのまんまの自分を知って、理解することが大切なんだと思う。

『ブとタのあいだ』P164より引用。

なやんでもいいよとブッタは、いった。

『ブッタとシッタカブッタ』シリーズから4コママンガが選出されている総集編的な作品。

まずはこちらから入ってみるのも良いかもしれません。

ブッタとシッタカブッタ いのちのオマケ上下巻

『ブッタとシッタカブッタ』シリーズの12年ぶりの新刊!

他の小泉吉宏先生の作品

トントンな日々

「ブッタとシッタカブッタ」シリーズのスピンオフとのこと。

哲学的ではなく、日常のシーンにスポットがあてられているためブッタ様は登場しません。

特別なことはない毎日にもこんなに幸せなことってあふれているんだなぁと、見ていて愛おしすぎる一冊。

この作品ではシッタカブッタとイイコブッタが夫婦になっています…!

読んでいると自然に「ふふっ」と笑わされること間違いなしかも。

ブヒ道

『ブッタとシッタカブッタ』シリーズでは「心」についてが研究されていましたが、『ブヒ道』では「行動を真に自分のものとするためには心をどうすればよいか」ということが説かれています。

こちらも4コママンガで、主人公は太肥丘豚兵衛(たぴおかとんべえ)というなまけ者のおサムライさん。

太肥丘豚兵衛が目覚めていく過程にも注目です!

「フライングゲット」を踊らされる武士が登場します(笑)

まろ、ん?

光源氏をクリのキャラクター「まろ」に置き換えて、長い源氏物語のエピソードすべてが2Pの見開き8コママンガで描かれたすごい作品。

私もこの本を読んで源氏物語に強く興味を持ちました、すごく読みやすいです。

「まろ」は可愛らしい風貌をしていますが、光源氏なので性欲はすごいです(笑)

生きるん。

老後の生き方について前向きに描かれた漫画。

孤独死の小泉先生の考え方に私は号泣してしまいました。

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