荒木飛呂彦先生も登場!少年ジャンプの裏側を描いた漫画が面白い! | コーヒーガムとイチゴのケーキ
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荒木飛呂彦先生も登場!少年ジャンプの裏側を描いた漫画が面白い!

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今回ご紹介するのは、巻来 功士(まき こうじ)先生著の『連載終了!』という漫画。

サブタイトルに「少年ジャンプ黄金期の舞台裏」とあるように、巻来先生が「少年ジャンプ」で活躍されていた頃の裏側を赤裸々に漫画で描いて下さっています。

『連載終了!』は電子書籍でも配信中です!

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荒木先生とのエピソード

巻来先生が「少年ジャンプ連載50回・100回・150回」の授賞式に参加された時のことです。(巻来先生は『ゴッドサイダー』連載50回記念を受賞)

そこで会場を頻繁に移動していた美青年こそが荒木飛呂彦先生でした。

荒木先生は『ジョジョの奇妙な冒険』の連載100回を祝っての受賞。

(『ジョジョ』の100回目って、私が数えたところ、終盤のジョセフVSワムウ戦あたりでしょうか)

この時の巻来先生の荒木先生への印象は「爽やかな笑顔の人」、そして、「ライバル」。

その後、仕事場が同じ京王線沿いだったので、巻来先生と荒木先生は一緒に帰宅することに。

電車の中でも爽やかな笑顔を絶やさない荒木先生に、巻来先生は、

「コピー機いらない?」

と声をかけてもらったそうで、その後は一度も会ってはいないとのことです。

荒木先生へのライバル心

巻来先生が荒木先生にライバル心を抱いていたのは、「ジャンプ」の編集者さんに

「頑張らないと、荒木先生に負けて連載終わっちゃうよ」

と言われたからだそう。

荒木先生の『ジョジョ』も巻来先生の『ゴッドサイダー』もジャンルは「ホラー」。

「ジャンプ」にホラーは2つもいらない、と、この時言われたそうです。

結果は皆さんご存じの通りですが、巻来先生はどうして負けてしまったのでしょうか?

漫画連載で勝つために必要なこと

私がこの『連載終了!』を読んでいてすごく興味深かったのが、

「漫画家と担当の相性(組み合わせ)」

についての箇所でした。

巻来先生によれば、

「大ヒットしている漫画のほとんどは企画の段階から心を一つにした担当と漫画家の二人三脚で作られている」

とのことで、例として数人の漫画家さんと担当さんの組み合わせが挙げられていました。

・『ジョジョ』の荒木飛呂彦先生×椛島良介氏コンビ

・『ドラゴンボール』の鳥山明先生×鳥嶋和彦(マシリト)氏コンビ

・『北斗の拳』の原哲夫先生×堀江信彦氏コンビ

・『幽遊白書』の冨樫義博×タカハシ氏コンビ

(タカハシさんのご本名わかりませんでした、すみません)

・『ジャングルの王者ターちゃん♡』の徳弘正也先生×茨木政彦氏コンビ

おお~と、思わず声に出さずにはいられない名作漫画ばかりですね。

近年でしたら「ジャンプ編集部」が出て来るお話に『バクマン。』がありますね。

(原作・大場つぐみ、作画・小畑健)

アニメ『バクマン。』も31日間無料トライアルで見放題可能です。

巻来先生の担当者

それでは、肝心の巻来先生の担当者さんはというと…?

巻来先生も一緒に頑張れる担当者さんはついていましたが、担当が変更になるというのも漫画業界にはあるわけで…。

ある日、巻来先生の担当になったのは、Kという編集者さん。

巻来先生は初めてKさんを仕事場で見た瞬間に、「心の中で何かが崩れ落ちた」そうです…。

Kさんと巻来先生はとにかく相性が合わず、Kさんの言葉は巻来先生に何一つ響かなかったとのこと。

結局、K氏のとある一言がトドメとなったかのように、巻来先生の『ゴッドサイダー』は1年半で連載を終了となってしまいます。

ハッキリとは書かれていないのですが、これってやはり打ち切りだったのでしょうかね…?

巻来先生は荒木先生への敗北の言葉を残し、空しく歩いていくのでした…。

巻来先生のその後

その後、巻来先生は担当の交代を自ら願うも、

(漫画家さんの方から担当を変えて欲しいと頼むのはタブーだそうなのですが、そうなのですか?)

次の担当さんは経験の浅くて自分の意見が言えない新人さん…。

担当さんに恵まれずも、それでも漫画を描くことはやめないと己の道をつっ走っていく巻来先生の姿で『連載終了!』は幕を下ろします。

『連載終了!』は他にも、「ジャンプ」の契約金のことなど、結構つっこんだお話がされていますのでご興味のある方は是非!

あとがき

巻末には巻来先生と堀江信彦氏(『北斗の拳』『シティーハンター』等担当)の対談が掲載されており、こちらもとても興味深い内容となっています。

ここでも荒木先生のお名前が登場し、荒木先生は「元々ストーリーテリングが巧みで、ある時キャラの魅力も必要なことに気付いてから変わった」と堀江さんは考察されています。

な、なるほどー!

それは荒木先生が「梶原一騎先生を尊敬する」というようなことを言い出した頃からだそうですが、それっていつ頃のことなのでしょう…またリサーチしておきます。

荒木先生の担当さん・椛島良介氏

荒木先生が初めて集英社に持ち込んだ頃から『ジョジョ』第3部までの担当をされていたのが椛島良介さん。

1979年に入社され、新人の頃に編集部で早く出社させられていたところに荒木先生が(アポなしで!)持ち込みに来たとのことなので、2022年7月初旬現在のご年齢は65~66歳あたりでしょうか?(大学を卒業して入社されたとしての、私の勝手な推測です)

荒木先生にとって、頼れる編集さんでありお兄さんでもあるのではないでしょうか。

『連載終了!』によると椛島さんは「燃える!お兄さん」の担当もされていたり、発想がユニークな漫画を担当されていたことから「宇宙人」と呼ばれていたとのことです。

荒木先生と椛島さんのやり取りは『ジョジョ』の関連書籍でも読むことが出来るので、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか!

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