『スピッツ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』2022年8月7日オンエア分の発言まとめです。一部書き起こしあり。
今週の漫遊テーマは「AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)」です。
オープニングトーク
「いきなりどうでもいい話しようと思いますが」という前置きの上でマサムネさんが話し始めてくれたことはパンのスライサーについて。
マサムネさんはカットされていない一斤のパンをまっすぐ切るのが苦手なため、「包丁から光(レーザー)が出て、それに包丁を合わせるとまっすぐ切れる」ような、ガイドしてくれる道具が欲しいと思ったとのこと。
なんなら「そういうの発明してもいいかな、俺」と意気込みをみせてくれたマサムネさんですが、Google検索にかけたところ、パンを均等に切るスライサーはすでに色々結構出ていることに気が付いたそうです。
そんな結末に「皆さん同じことで苦労しているんだと思うとね、なんかちょっと笑える夏の一時だった」とマサムネさんは感想を漏らしておりました(笑)
私も気になって少し調べたところ、やはり色々なパンのスライサーが発売されていました。
ナイフ付きのものであったり、キャラクターものであったり。商品を眺めているだけでも楽しかったですよ。
なお、マサムネさんは「豆腐を均等にこうまっすぐ切るのも同じように苦手」とのことなので、こちらも調べてみたところ…。
おお~、こっちも色々あるある。
これさえあればお店で出て来るような奇麗に切れたお豆腐が入ったお味噌汁を飲むことが出来るのか…そりゃ欲しくなりますわ…
皆さんもよければ色々検索してみてください~。
スピッツでも作って欲しいですよね、「スピッツ」ってロゴ入りのパンスライサーや豆腐カッターをライブグッズとかで発売してくれないものかしら…(笑)
漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は『ヘビーメロウ』。
(『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』収録。『歌ウサギ』や『1987→』、『愛のことば -2014mix-』なども収録されていますよ)
『めざましテレビ』のテーマソングとしても使用されていた曲ですね♪
スピッツには「AORっぽい曲はありません、苦手なので」とのことですが、「コード進行とかそれっぽいニオイがあるかな~」というのを無理矢理さぐるとこのヘビーメロウなのだとか。
AORとマサムネさん
マサムネさんがAORに持つ印象を語られていました。
「俺は当時はチープ・トリップみたいなギターロックのバンドがハードロックとかパンクみたいな音楽以外はあんまり興味がなかったんですよね。
ラジオで流れてきても「オッサンくさい印象だな」と思ってました。
でも、渋谷系以降、90年代に入ってからオシャレ系の若いミュージシャンたちによるAOR系の音楽が再評価があったんだよね。
俺なんかは『Boz Scaggs(今週の一曲目のアーティスト)?マジで?』みたいな認識だったんだけど、今もそんな好んでは聴かないけれど、こうやってちゃんと聴くとカッコいいはカッコいいですね。
AORはリズム&ブルースとかパンク、ジャズ、フュージョンなんかの要素を取り込んだ都会的で洗練されたロックのカテゴリーです。
元々若者の文化だったロックを大人も楽しめるロックにしたということでいわゆる産業ロックのいちジャンルということもできるかもしれないけど、個人的にはロックに大人っぽさを全然求めてなかったんでちょっと嫌悪感を持ってたジャンル。」
と、AORが苦手だったことを素直にお話してくれた後は、
「最初からロックというくくりではなく、シティーポップとかスタイリッシュミュージックなどの そういう名前がついていたらもうちょっと嫌悪せずに聴けたかなとも思います。」
とおっしゃられていました。
なるほど~、私などは今回こうして特集が組まれるまで、ロックはロックというひとくくりのジャンルだとばかり思っていたので、ロックの中にまたさらにジャンルの広がりがあるとは考えもしませんでした…ので、今回の漫遊も非常に興味深く聴かせて頂きました。
マサムネさん、恥ずかしいところを他人に見られる
リスナーさんからの「人に見られたくない一面を見られた時、草野さんはどう対応されますか?」というメールに対し、実際にマサムネさんが過去に体験した出来事を交えて答えてくださっていました。
「昔、車の窓を全開で歌ってて、谷村新司さんのモノマネ入りで。
大声で歌ってたんすよね、『わ~れは行く~♪』みたいな大声で歌ってたの。
で、信号で止まった時に横の車がオープンカーで、すごいニヤニヤしながらこっち見てたんですよね。
でもね、ここで歌を止めちゃうとさらに恥ずかしいかなと思って『さらば昴よ~♪』とか歌い続けて歌い切ったんです。
だからね、こういう時はもう開き直りが大事かもしれない。
その方が恥ずかしさから突き抜けて、逆に恥ずかしくないみたいなことになる可能性もあるね。
まぁ、これは一案として提案しますが。」
…このオープンカーから見てた人、マサムネさんの単独ライブをひとりじめして見ることができたということですよね?
めちゃくちゃうらやましいんですが…!
マサムネさんが谷村新司さんのモノマネ入りで歌っていたのは恐らく『昴』。
その他
来週はワンアーティスト特集で『ムーディー・ブルース』で漫遊記です。
マサムネさんは「日本での知名度は低いかな?」とおっしゃられてましたが、『ジョジョ』にムーディー・ブルースというスタンドがいるので名前だけはめちゃくちゃ有名だと思われます。
『ジョジョ』のラジオの次回のゲストがこのムーディー・ブルースの使い手(本体)の声優さん(諏訪部順一さん)で、な~んかアバッキオ(キャラの名前)ウェーブでも来てんのかね?とか勝手に思ってしまいましたけど(笑)
お便り募集時の一言は
「草野さん、僕の前世はたぶん蚊(カー?)だと思います」
どんな経緯があって「自分の前世は蚊(カー?)だ!」と思ってしまったのか気になります…。
ご存じの通り、『ジョジョ』にはロックから名前が拝借されたキャラやスタンドが多く登場しますが、その元ネタとなったバンドや曲名を聴く機会はよほど積極的にいかん限りはあんましないんですよね…。
なので、次週のムーディー・ブルース特集もとても楽しみにしています!
先日聴き返していてやはり良いなと思った『三日月ロック』。
「ババロア」「ローテク・ロマンティカ」の音がシャンシャンなり続けている流れにはアガらずにいられません。(説明の語彙がなくてすみません…もちろん他の曲も大好きですよ)
漫画『ジョジョ』シリーズは電子書籍版も配信中です。カラー版もありますよ。
第5部「黄金の風」にてアバッキオとその同僚がやり取りするくだりは誰もが感動する名シーン。是非知って頂きたいです。
アニメ『ジョジョ』シリーズは第5部までは31日間無料トライアルでも全話見放題で視聴が可能です(第6部と『岸辺露伴は動かない』は現在ポイント制)
アニメ『ストーンオーシャン』の12話までのレンタルが開始されています。
『ジョジョ』第3部「スターダストクルセイダース」のOVAもレンタル可能!
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