荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」から、今回は『緑色の赤ちゃん』とそのスタンドについてのご紹介です。
緑色の赤ちゃんはDIOの骨が38人の命を植物に変化させ、そこから生まれた生命体。
声優さんは「ストーンオーシャン」で緑色の赤ちゃんが登場するエピソードまではまだ放送されていないため、現在のところは不明です。
（※この記事はアニメ「ストーンオーシャン」の第13話以降の放送前に執筆しています。）
『ジョジョ』で赤ちゃんのキャラといえば第4部に『透明の赤ちゃん』こと静・ジョースターがいましたね。第4部は「透明」で、第6部は「緑色」の赤ちゃんがそれぞれ登場するのがなんか面白いですね(笑)
透明の赤ちゃんは川田 妙子さんがとても可愛らしく演じてくださっていましたが、緑色の赤ちゃんはどなたが演じてくださるのでしょうかね♪
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※以下の項目からはネタバレを含みますのでご注意ください。
緑色の赤ちゃんの登場は何巻？
緑色の赤ちゃんが初登場するのは『ストーンオーシャン』の「緑色の誕生 その②」のエピソードで、電子書籍版のモノクロ版なら6巻に、カラー版なら9巻に収録されています。
緑色の赤ちゃんを目撃した当初、徐倫は「スヌーピーの形をしたにんじん」であるとか、「おっぱいの形（ｷｬｯ）にそっくりな大根」というような、そのような類のものと思ったようですが、実際には生きた赤ちゃんであることに驚きを見せていました。
その後、『サバイバー』のグッチョやDアンGの『ヨーヨーマッ』、フー・ファイターズ（F・F）と神父のエピソードを挟み、本格的な登場を見せるのは「A WAKEN（アウェイクン）-目覚め その①」のエピソードのラストページから。
『ストーンオーシャン』の電子書籍版のモノクロ版であれば6巻、カラー版なら10巻からの活躍となっています。
泳ぎや潜りは不可能なようで、赤ん坊という特徴を活かしてその良い尻を自由奔放に読者に向けてよくフリフリして見せてくれている。
第6部の良い尻っぷりはジョンガリAと二分してるかも？
緑色の赤ちゃんのスタンドは？
緑色の赤ちゃんのスタンドは『グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム』というちょっと長めの名前で…正直、私もいつも覚えきれていません…。
（第7部『SBR』の大統領のスタンド『D4C』みたく、『G3OH』って覚え方はどうだろう？…それも無理あるか…）
『グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム』の能力は、本体（緑色の赤ちゃん）に近づけば近づくほど相手を小さくするというもの。
攻撃性のある能力ではありませんが、自分に全く近付かせることはさせない（永遠にたどり着かせない）という恐るべきスタンド。
（「永遠にたどり着けない」で「永遠に食べきることができないチョコレート」の話がちょっと出て来る作品を思い出したので、興味のある方は是非 緑色の赤ちゃんとはなんの関連性もないですが）
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（こちらは『ジョジョリオン』とのある関連性を推測しています）
後ろから追いかければこちらの体が小さくなるというのであれば、上から赤ちゃんの方をめがけて飛び込むのはどうか…？
そう思いついた徐倫がさっそく試してみると、そこに『グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム』のビジュアルが緑色の赤んぼうを護るように現れたのでした。
「アム！」だとか、「アムウアムウ」などといった言葉を発しているのは、本体が赤ちゃんであるからでしょうか。ワムウ！
このスタンドビジョンの登場後、徐倫は今度はいつまでも、永遠に落ち続ける現象に陥るハメに。
「ストーンオーシャン」の単行本のオマケコーナーにも『ジョジョベラー』のスタンドブックにも、とにかく正体は謎に包まれているということが記されている『グリーン・グリーン・オブ・ホーム・グラス』。
なんか、「謎」とかわざわざ書かれると、よけいに何か（考察とか）したくなっちゃうのがジョジョラーってもんじゃ～ん（？）
緑色の赤ちゃんの声優は？
アニメで緑色の赤ちゃんを演じられた声優さんは大谷育江さんです。
ピカチュウで有名な大谷さんですが、『ジョジョ』第3部のアニメでもマニッシュ・ボーイ（スタンドは『死神13（デス・サーティン）』役で出演されていましたね。
マニッシュ・ボーイとはどちらも赤ちゃんつながりじゃあないかッ！(笑)
プッチ神父との融合
アナスイが機転を利かせた後は徐倫の左肩の星型のアザに興味を示した緑色の赤ちゃん。
まるで徐倫を母親であるかのようにしがみついてみせる赤ちゃんがかわいいっ…♡
徐倫を口説こうとするのを邪魔するようにアナスイの髪を食べ始めたりするシーンも面白いです。
髪の他には土も食べるようで、本当に謎に満ちた生命体やで…。
その後、緑色の赤ちゃんは『14の言葉』と唱えたプッチ神父と融合、晴れてプッチはザ・ニュー神父へと進化を遂げ、「ストーンオーシャン」の物語はより重厚な展開へと進んでいきます…。
それにしても、徐倫が失くしたものは大きすぎます…。
その他
『ジョジョ』シリーズに対して、荒木先生はインタビューなどを通し、これまでたくさんの質問に答えてくださっていますが、『14の言葉』についてはまだ機会がないようで、その真相は明かされていません。
なぜあの単語が14の言葉になっているのか？など、その謎を荒木先生自身が答えてくださる日まで、『ストーンオーシャン』をじっくり読み返して自分なりにも考えてみようかなと思います。
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『ストーンオーシャン』特別読み切り『フジコの奇妙な処世術 -ホワイトスネイクの誤算-』収録！（2022年8月上旬現在単行本に収録されてません）
徐倫のアヘ顔が拝める作品です(笑)
