以下からは『ストーンオーシャン』アニメ及びジョジョシリーズのネタバレがあります。
ネタバレが困る方はご注意下さいね!
アニメ『ストーンオーシャン』#08「フー・ファイターズ」あらすじ
捜索隊の「日焼け」の女から姿を現したフー・ファイターズの本体。
「黒髪」と「カリアゲ」もフー・ファイターズによって干からびさせられてしまった…。
フー・ファイターズの正体はプランクトン。
行動に水を必要とするフー・ファイターズからDISKを奪うには、これ以上水辺に近付けず倒さなければならない。
フー・ファイターズの分裂した片方は死んだ看守を水の中に引きずりこもうとしている。
徐倫たちがつけている腕輪型の手錠は看守から50m離れると爆破する仕組みになっているので、看守を遠くへ連れていかれるわけにはいかない。
看守を奪い返して連れてくることはエルメェスに頼み、徐倫はDISKを別の場所に隠しに向かうもう片方のフー・ファイターズを追うことにする。
エルメェスは干からびたカリアゲの死体を利用し、水分を奪うことでフー・ファイターズに勝利する。
一方、徐倫とフー・ファイターズのバトルの最中、徐倫は「糸」を使ってDISKが隠されているトラクターを発進させていた。
トラクターを追うフー・ファイターズだが、地面の畑の土を走ることになるため、体の水分がどんどん吸い取られていく…。
エルメェスがいよいよとどめにと最後の土をフー・ファイターズに投げようとしたが、なんと徐倫がそれを阻止する。
さらに徐倫はフー・ファイターズに水を与え助けようとしている。
何してるんだと問い詰めるエルメェスに徐倫は理由を話し始める。
フー・ファイターズはホワイトスネイクの部下ではあるが、ホワイトスネイクのためにDISKを守っていたのではない。
自分の体がどんどん吸い取られていくにも関わらず畑の中を走ってトラクターを追ったのは、フー・ファイターズは自分の存在のためにDISKを守っていたから。
自分に能力と知性を与えてくれた「恩」のためにフー・ファイターズはDISKを守った。
(※フー・ファイターズはDISKを挿入されることで自身自体がスタンドになった微生物です)
フー・ファイターズにとってホワイトスネイクなんてどうでも良いのだと判断したので、徐倫はフー・ファイターズを助けることに決めたのだった。
悪いのはフー・ファイターズを利用するために必要な知識のみを与えたホワイトスネイクである。
徐倫がフー・ファイターズを助けた理由はもう一つあった。
それはこれからもDISKを守り続けて欲しいということ。
徐倫はフー・ファイターズからDISKを取り上げたいのではなく、承太郎のDISKを取り戻しホワイトスネイクの目的が知りたいだけなのだとフー・ファイターズに告げる。
フー・ファイターズの方も、もう徐倫たちと戦う気持ちはなかった。
トラクターの中のDISKの中から、ついに徐倫はスタープラチナのDISKを発見する。
しかし、もう一枚の記憶のDISKは見つからない…。
そこに、先の戦いで爆死したはずの気の弱い女囚であるエートロが姿を現す。
身構える徐倫たが、その正体はフー・ファイターズがエートロの体を修復して借りることにしたのであった。
「FF(エフエフ)って呼んでいいいよーォ」と話すFFは、エートロの体で監房に戻って生活をしていくと言う。
さらにFFが言うのは、ホワイトスネイクはこのDISKを隠したトラクターの元には滅多に来ないということ。
FFもホワイトスネイクの本体は見たことがないし、ここにあるDISKはホワイトスネイクに必要ないものだった。
ホワイトスネイクに必要なものはスタープラチナではなく、承太郎の記憶の方のDISKだった(ので、このトラクターの中にはない)。
しかし次に徐倫がすることは、このスタープラチナのDISKを承太郎を刑務所の外で保護しているスピードワゴン財団の元へ届けること。
記憶の方のDISKもいつか必ず取り戻す決意をする。
刑務所の人間が集まって来た。
徐倫たちはこれまでの出来事については、うまいこと口裏を合わせるよう相談する。
その後、誰もいなくなった農場の小屋にホワイトスネイクの本体の男が姿を現す。
ホワイトスネイクの正体はとある神父だったことが明かされ、第8話はTo Be Continued…
(今回のエピソードが収録されている電子書籍はこちら!)
(三人娘が揃って華やかな表紙がとてもいいですね)
アニメ『ストーンオーシャン』#08「フー・ファイターズ」見どころ
F・F(フー・ファイターズ)~知性を与えられたプランクトン~
フー・ファイターズことFFが本格的に姿を現し、徐倫たちを拳を交え、そして仲間になりました!
エルメェスにミジンコ呼ばわりされた時の返しである「フー・ファイターズ!私のことを呼ぶならそう呼べ!」の迫力が良かったですね。
(ところで、エートロの体に入った時のFFを演じている声優さんがこのプランクトン時のFFの声も担当しているのですかね??)
FFはDISK自体に知性と能力を与えてもらった恩を感じていました。
義理堅い奴じゃあないか…そんなFFの気持ちを考えると胸がきゅっとして涙腺が緩みそうです。
FFがエートロの体を借りることになったのは、爆死したメンツの中でまともに体が残っていたのがエートロだけだったからだそうです。
エートロの体になって現れた時の「FFって呼んでいーよぉ!」ってセリフはアニメオリジナルだと思うのですが、ばちくそ可愛いです。
一番最初に死んだエートロは叙述トリック的なものだったのかなと思いましたが、ちょっと違うか。
自分の身を守るために攻撃する(←わかる)
仲間を救うために闘う(←まぁわかる)
死ぬためにここに入って来る(←わからん)
…この部分にも荒木先生の台詞回しの天才的センスさを感じずにはおられないです。
父親譲りの思考を発揮する徐倫
捜索隊のメンバーのうち、誰が敵なのかわからなかった徐倫が取った行動は全員ブチのめすというものでした。
こ、これは第3部の『運命の車輪』戦で承太郎が取った行動と全く同じじゃあないかッ。
元はジョセフが提案し始めたことのようですが、もうやだ血統…やれやれだぜ…。
ところで、こういう部分を見ると、やはりジョセフに昔(第2部)の面影を感じずにはおられませんね。
グロ注意ッ!グロ注意ッ!
by第8部の人(東方常秀)。
FFによって体の水分を奪われ、干からびた捜索隊の女囚たちの姿はとてもグロいです。
特にエルメェスにFFを倒す手立てとして利用されたカリアゲの死体は画面いっぱいまで迫ってくるのですが、マジで直視するのが恐ろしいレベルです。
ん~、これまでの『ジョジョ』にもグロい展開は多々あったけど、なんとか顔を背けたくなるほどまでではなかったような…。
第6部の原作を読んだ方ならわかってもらえると思うのですが、第6部、結構グロいです。
「ここアニメになったら余計怖いんじゃ…」と思い当たる場面、あります。
そのエピソードが放送される時、ど~なるんだろ、ど~なるんだろ~。
第5部のソルベの輪切りのシーンは円盤ではより※※が詳細に描写されていたのですが、そっちより今回のカリアゲたちの死体の方がコワカッタヨ~~。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Vol.3 (9~12話/初回仕様版) [Blu-ray]
(輪切りのソルベの詳細が描かれている10話が収録されているのはこちらです)
まとめ
というわけで、今回はアニメ『ストーンオーシャン』第8話「フー・ファイターズ」のあらすじと見どころをご紹介させて頂きました。
FFという仲間が増えて、徐倫のパーティはよりにぎやかに…FFは徐倫の弟のような妹のような存在でとても可愛いですね。
それでは、ここまでご覧下さりありがとうございました!