『スピッツ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』2022年8月14日オンエア分の発言まとめです。一部書き起こし(文字起こし)あり。
オープニングトーク
オープニングトークは8月ということで、夏の行事「精霊流し」の話題。
まずはラジオからグレープの「精霊流し」が流れて来たということで、「去年のあなたの思い出が~♪」と歌ってくださいました♡
「精霊流し」歌のイメージだと悲しい印象がありますが、実際の精霊流しは真逆のイメージで、めちゃくちゃ賑やか。爆竹とか花火が夜中鳴り響くカオスな行事で、マサムネさんも中学生の頃に長崎に見に行かれたそうです。
グレープの曲のイメージである、静かにしめやかに行われるのは「灯篭流し」の方ではないかとおっしゃっておられました。
『南国少年パプワくん』の作者でおなじみの柴田亜美先生も長崎のご出身なので、精霊流しのことについて先日つぶやいておられましたよ~。
今日はワタシの故郷 長崎の精霊流しの日ばい。
— 柴田亜美staff (@s_ami_staff) August 15, 2022
子供ん頃は足元に飛んでくる爆竹から逃げまくっとったばい。
こげん騒がしかお盆はなかね。 柴田亜美 https://t.co/CCcWx8NMk3
灯篭流しはこちらで調べてみたところ、日本全国で行われている行事であるとのことです。
漫遊前の一曲
漫遊前のスピッツの一曲は
「各地まだまだ暑い日が続いているのではないかなということで、ちょっとヒンヤリした質感の曲を聴いてもらいましょう」
ということから『水色の街』。
アルバム『三日月ロック』の2曲目に収録されている曲です。キーボードはクージーことクジヒロコさん♪
いつみてもマサムネさんと象さんの並びに「どゆこと…?」と思ってしまいます
(笑 合成ではないのですかね…?)
『水色の街』のMVは『ソラトビデオCOMPLETE 1991-2011』にも収録されています。
『水色の街』はシングルカットもされており、『孫悟空』がカップリングだったのですね。こちらも大好きな曲です。
あっ、そうか、カップリングだから『色色衣』に収録されているのよね。てへぺろ。
今週の漫遊テーマ
今週は「The Moody Blues(ムーディー・ブルース)」で漫遊記。
ムーディー・ブルースのサードアルバムである『失われたコードを求めて』は全体で一つのストーリーになっているような、とてもコンセプチュアルなアルバムで、マサムネさん曰く「俺もいつかそういうアルバム作ってみたいななんて思います」とのこと。
『失われたコードを求めて』は「精神世界の探求」がテーマだそうで、めちゃくちゃ興味深いですね。
『童夢』はマサムネさんが高校生の時にジャケ買いしたアルバム。
スピッツの『とげまる』のジャケットの色味とか光の感じはこのアルバムを参考にしたとのこと。そうだったのですね。
ムーディー・ブルースのキーワードは「『優しさ』だと思う」とマサムネさん。
ムーディー・ブルースの実質のラストアルバム「December」はクリスマスがテーマで、これがもう究極に「優しい」。
「優しさに飢えている時は、俺もこれからもムーディー・ブルース聴き続けたいなと思います。」
とのことです!
ジャケットもめちゃくちゃいいですね…!
「Winter’s Tale」という曲を流してくださっていましたが、やはり優しい気持ちに包まれちゃう曲でしたよ。
ムーディー・ブルースは「基本優しげな曲が多いけど、そこかしこに激しいロック心が散りばめられているようで、スピッツと近いかも」とマサムネさん。
『スピッツ』で優しい曲はたくさんありますが、今私がパッと思いついたのは『醒めない』収録の「ブチ」。
私にもブチに似たコンプレックスがあるので、その勇気づけてくれるような歌詞に最初に聴いた時から現在でも涙があふれてくる曲です。
ファンクラブ限定イベントの「ゴースカ」で披露された時とは歌詞がまた異なっているのですが、正式に『醒めない』に収録される時までに「こっちの方がいいかな」と思いつかれたのかな…と思うと、またなんか感動で泣けてきます。
(「ゴースカ」版では「キセキが起こるかも」の歌詞はなく、最後のフレーズも「キセキは起こらない」で締められている)
「スピッツとムーディー・ブルースは優しげなところが近い」と話された時に、「自分で自分のことを優しいなんて言う奴にロクな奴がいない気もしますけどね、ろくでもない」とおっしゃられてましたが(笑)、スピッツに限ってはそんなことありませんよ!
(そういえばブチにも「優しくない俺にも芽生えてる 優しさ風の想い」という歌詞がありますね)
ちょっぴりタイムマシーンのコーナー
ちょっぴりタイムマシーンのイントロは『惑星のかけら』から「白い炎」。おおおっ…!
ピックアップされていたのは斉藤哲夫さんの『悩み多き者よ』。
マサムネさんはライブハウスに出てた頃、新宿ロフトの店長さんから勧められて初期の斉藤哲夫さんの音源を聴いていたそうです。
「『悩み多き者よ』はどんな場面でもこの曲をバックに流すと泣ける映像になりそうな曲で、車で聴いているとフロントガラス越しに街を歩いている人がみんないい人に見えてくるという魔法の曲」と紹介されていましたw
アルバム『君は英雄なんかじゃない』収録。
その他
2022年7月17日オンエア分の『モット ザ フープル』で漫遊記の回放送でも触れていた箸袋趣味の会の方からお便りと箸袋コレクションファイルをもらって「コレクター魂に火がついた」と喜ばれておりました。
番組グッズについても触れられていて、「あとちょっとって段階で時間がかかっておりまして、現在スタッフが夜なべしてせっせとこしらえています。一つ気長にお待ち頂きたいなと思います。」とのこと。夜なべっていう表現が良いですねw
メール募集時の一言は「草野さん、町中華のいい店があるんですよ」。
来週は「レゲエ風味のロック」で漫遊記。
まだまだ夏で、夏と言えばレゲエ。ですがロックの番組なので、ロックバンドが奏でるレゲエ風の曲特集だそうです。来週も楽しみですね!
マサムネさんと『ジョジョ』
今週の特集はムーディー・ブルースでしたが、ムーディー・ブルースというとやはり「『ジョジョの奇妙な冒険』ですか?」と返されることが多いと、スピッツのオンラインメンバーの中でおっしゃられていました。
マサムネさんはなぜか荒木飛呂彦先生の画集は持っているけど『ジョジョ』を読んだことはなく、「この秋に読んでみようかな」とのことです。
おお、個人的にもマサムネさんは『ジョジョ』のことをどう思われているのか気になっていたのでこれは嬉しい。
画集は『6251』か『JOJOAGOGO!』なのか『ジョジョベラー』なのか、はたまた全てなのかは謎です。
余談ですが検索バーに「ブチ」と入れると、真っ先に候補に「ブチャラティ」と出てくる。
先日、「JOJOWORLD2」が開催されているナンジャタウンに遊びに行ったら、ミッケというスピッツファンなら反応せざるを得ない可愛らしいお店を見つけて、ただでさえ上がっているテンションがさらに上がりました。
毎回言うとりますが、初回限定盤は買えるうちに購入しといた方が絶対いいです。
興味のある方は、良かったらこちらの記事もどうぞ!
【感想レポ】『JOJOWORLD2』『ジョジョ10周年アニメ展』東京会場【2022年8月10日初日】
漫画『ジョジョ』シリーズは電子書籍版も配信中です。カラー版もありますよ。
マサムネさんと一緒に『ジョジョ』の『世界』に『入門』されてみてはいかがでしょうか。
アニメ『ジョジョ』シリーズは第5部までは31日間無料トライアルでも全話見放題で視聴が可能です(第6部と『岸辺露伴は動かない』は現在ポイント制)
アニメ『ストーンオーシャン』の12話までのレンタルが開始されています。
『ジョジョ』第3部「スターダストクルセイダース」のOVAもレンタル可能!
第3部のOVAは現在ネット配信がされていないので、レンタルでの視聴がおすすめです。
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