事の発端は『別冊少年マガジン』で連載していた「ぼくらの葬列」の作者である朝霧ユウキ氏の発言。


「ぼくらの葬列」は新種の寄生虫が世界に蔓延るパニックアクション。
感染者の拡大を防ぐために全国各地に設置されているのが「直葬隊」という部隊。
連載時には、かの真島ヒロ氏もエールを送っている。
11月9日発売の別冊少年マガジンで連載「ぼくらの葬列」みんな読んでね! https://t.co/jw9gv6zuU8
— 真島ヒロ (@hiro_mashima) September 19, 2022
そんな「ぼくらの葬列」と似ているとされているのが、『ジャンプ+』で最近連載が開始されたばかりである米元いれ氏による「ワイルドストロベリー」だ。
新連載【ワイルドストロベリー】
— 米元いれ (@ire_yonemoto) July 13, 2023
ジャンプ+で1話目公開されました。https://t.co/WkcTVDFHDw
よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/OM0W9u1Xbv
「ワイルドストロベリー」の世界では、人間を養分とする花の「人花(じんか)」蔓延している。人花に体を支配された人間は花葬隊に処分される。
「ぼくらの葬列」の作者が指摘しているのは、「ぼくらの葬列」に登場する「直葬隊」と「ワイルドストロベリー」の「花葬隊」のネーミングが似ていることだと考えられる。
以下は私の意見ですが、作品の内容はパッと両方の作品を読んだ限りでは、「パクリかも?」と言われてなければ似ているとは思いませんでした。
花を題材にしていることだけあって、作画は「ワイルドストロベリー」の方に軍配が上がるかな…。人が飛び散ってる描写にもどこか華やかさがあったり。
ぶっちゃけ「直葬隊」とか「人花」とかいったネーミング、安直すぎじゃね?両者とも名詞についてもっとひねってもいいような気もする。
「ワイルドベリー」の設定はどちらかといえば読み切り版の方の「ぼくらの葬列」に似ているかも、どちらも主人公と同居している女性が存在する点とかね。
つーても、これは両作品共にいえる話ですが、読んでたら「あれに似ている、これに似ている」部分なんていくらでも…。
「ぼくらの葬列」第1話に登場するちょっと残念なヒロインは「十字架のろくにん」を思い出したし、「ワイルドストロベリー」の妹が犠牲になる設定は「チャンソーマン」の鬼才・藤本タツキ氏の前作「ファイアパンチ」を彷彿とさせられたし。
妹が犠牲になるといえば伝説の漫画「pupa(ピューパ)」とかも。
そもそも、人類の敵に立ち向かう部隊といえば、鬼滅を連想するし、それ以前にもありふれまくっています。年季の入ったオタクのワイは「サクラ大戦」が真っ先に浮かんだがな😂
「鬼滅越え」みたいなことも言われつつ、アニメ化してもいまひとつ話題にもなっていなかった気がする「ノケモノたちの夜」にも部隊は登場します。
「鬼滅ばり」の反響も!アニメ化決定『ノケモノたちの夜』ってどんなマンガ?評判をチェック!
これだけ世の中に漫画が溢れかえっている現在では、かえって似ていない部分を探す方が難しいかもしれませんね。
(それこそ真島ヒロ氏の過去の連載作品とかどうなるの?って話だし😂)
パニックアクションだったら「インフェクション」もそうだし。
「インフェクション」は少年誌に掲載された漫画でありながらヒロインたちと一線を越えた描写が話題になった作品。
主人公は「いつどんなことがわからない世界だから」と開き直って堂々と女を股にかけまくっています😅
単行本(コミックス)のおまけ漫画は完全に「少年誌」ということを意識してないだろ(笑)
エッ!
話題になってるマガジンの漫画の作者さん、はじめ施川ユウキ氏かと思った…。
お名前が似ているなら、「あげくの果てのカノン」の米代恭氏も。
