九十九 由基(つくも ゆき)は『呪術廻戦』に登場するキャラクター。
魅力的なキャラでもあるのですが、彼女のことを嫌いだと感じている読者も多いのではないでしょうか。
それは一体なぜなのか、理由を考察していきたいと思います。
以下からは『呪術廻戦』の原作の結構先までのネタバレも含まれるため、困る方はご注意くださいませ~。
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九十九由基が嫌われている理由とは?
その①夏油を闇落ちさせたから
九十九由基が嫌われている理由として、真っ先に挙がるのがこの説。
葛藤する夏油に「全人類が術師になれば呪いは生まれない」と告げた後、「では非術師を全滅させればいいのでは」と問われ、口にしたのは「それはアリ」だということでした。
この後、九十九由基は「私はそこまでイカれていない」と一応フォローを入れますが、だったらいちいち回りくどい言い方をせずに、ストレートに「それはダメでしょ」と言っていれば良かったのに…。
元々の原因が九十九由基にあるわけではないでしょうが、夏油が闇落ちする原因のきっかけとなってしまったことにも変わりはなさそうです。
夏油が九十九由基の言葉を境に闇落ちする回は単行本(コミックス)9巻に収録。
その②話し方が受け付けられない
九十九由基といえば、登場時に「どんな女が好み(タイプ)だい?」と言いながら出てくるのがもはやお約束のようになっています。
この台詞に加え、その際に取るポージングであるとか、また別の台詞を放つ時の口調も独特で、なんとなく九十九由基のキャラ設定についていけない読者もいるのではないかと推測されます。
となってくると、「あっはっはっ」という笑い方もなんかちょっと受け入れ難くなるのかもしれませんね。
偽物の方なのに、単行本16巻では再び夏油に「あの時の答え」として再度好みの女性を聞いている行動も若干意味不明。
その③ハイスペックさによる「特別感」
九十九由基は特級レベルの術師。
(夏油曰く「特級レベルであるにも関わらず任務を全然受けずに海外をうろついているロクデナシ」)
他の術師とは群れずに行動をしている理由は、「高専とは方針が合わない」からだそう。
さらに、九十九由基は元星漿体であることが明かされており、天元に対しても呼び捨ての態度で振る舞っています。
ただでさえそんなに登場しないため、親近感を持つことができない九十九由基にこ、ここまでハイスペックな設定を用意されては、なんか、ねぇ…。
容姿もナイスバディな美女として描かれているため、鼻にかかる人もいるのかもしれません。
まとめ
九十九由基が嫌われている最大の理由は、彼女にまだまだ謎が多すぎることではないでしょうか。
『呪術廻戦』も連載が開始されてすでに結構経ちますが、未だに出番もそんなに多くなく、謎に包まれている存在の九十九由基。
じゃあ、今から九十九由基を主人公にした外伝が発表されたとしたら、人気を巻き返すことができるかと言われるとそれも厳しいかもしれないわけで…😅
これまでにもう少し出番がちょこちょこと描かれていれば、九十九由基の印象ももう少し違っていたかもしれませんね。