2022年年末、『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ化第3弾が決定しました。ワァースッゴーイ‼
第3段目の実写化エピソードは『ホットサマー・マーサ』と『ジャンケン小僧』の2本です。
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『ホットサマー・マーサ』の原作は『ジョジョマガジン 2022 SPRING』に掲載。もちろん荒木飛呂彦先生ご本人による執筆によるものです。
コロナ禍に悩む露伴の姿など、新たな一面を見ることができる良作。爆笑シーンもありますよ(笑)
そして、『ジャンケン小僧』はなんと、『岸辺露伴は動かない』のスピンオフ元である、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」の中の1エピソードです。
スピンオフ元の『ジョジョ』第4部から実写化がされるのはこれで2度目。
(前回は2021年末に放送されたドラマ化第2弾の「後ろの正面」→『ジョジョ』第4部の中の「チープ・トリック戦」を原作とした作品です)
もちろん、原作から『チープ・トリック』や『ジャンケン小僧』のエピソードがアレンジされて実写化されるのも嬉しいですよ?
でも…どうして露伴の見せ場がある『ハイウェイ・スター』戦がドラマ化されないのよォオ~!
…と思ったジョジョラーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
単に順番の問題で、もし2023年以降、『岸辺露伴は動かない』のドラマ化が第4弾、5弾…と続いた時に採用されるかもしれませんが、なぜ今回『ハイウェイ・スター』戦が実写化にチョイスされなかったのかを考えてみました。
私も露伴先生のフィギュア、買って持っています!(『ジョジョ』で一番最初に購入したフィギュアは露伴でした…)
『ハイウェイ・スター』戦が実写化されない理由
「〇〇〇〇」がすでに使われてしまっているから
『ハイウェイ・スター』戦が実写化されない理由の考察・その①。
『ハイウェイ・スター』戦での露伴の見せ場と言えば、「だが断る」の名台詞。
…なのですがこのセリフ、ドラマ版『岸辺露伴は動かない』では、すでに使われているんですよねェ~ッ。
「だが断る」が使用されたのは、ドラマ版『岸辺露伴は動かない』第1話「富豪村」のエピソード。
(ドラマ版『岸辺露伴は動かない』第1話「富豪村」のエピソードは円盤化されています)
マナー違反(『ヘブンズ・ドアー』で一究を「読んだ」こととされています)をおかし、一究から「もう帰った方が良いと思われます」と言われた時に、「だが断る」と…。
ドラマ版の第1話から早々に、露伴の伝家の宝刀「だが断る」がすでに使用されています。
(この時は制作スタッフさんたちも、実写ドラマが第1弾以降も続くとは想定していなかったのでしょうかね?)
※ちなみに、アニメ版の『岸辺露伴は動かない』でも、露伴が「だが断る」というシーンがあります。
こちらはドラマ版の「富豪村」とはまた、発言するシチュエーションが大きく異なっていたりしますが…(笑)
アニメ版の「富豪村」のエピソードは、『岸辺露伴は動かない』OVA コレクターズエディションに収録されています!
そもそも、『ハイウェイ・スター』戦は…
『ハイウェイ・スター』戦が実写化されない理由の考察・その②。
そもそも、原作の『ハイウェイ・スター』戦で、露伴が活躍するのは序盤(最初)の方だけだから…?
『ハイウェイ・スター』戦では、最初に怪しい部屋を見た露伴が『ハイウェイ・スター』(本体:噴上裕也)に捕まってしまいます。
そこで、「仗助を差し出せば露伴の命は助けてやる」と噴上に言われ、露伴が言い放ったのが「だが断る」(まごうことなき名言・名シーン!)
その後物語は、仗助が康一と『ハイウェイ・スター』の本体を探して倒すまでがひたすら描かれます。
このように、露伴が姿を現して活躍するのは最初だけなんですよね。
(最後に物語の補足として、「仗助と露伴は和解できなかった」ことが添えられていますが、それは文章での説明のみ。
※ただし、このシーンはアニメ版「ダイヤモンドは砕けない」では露伴もがっつり出て来て描写されています。少しだけですが、それでもこの「アニオリ」はちょっとウレシイ)
アニメ『ジョジョ』シリーズは第5部までは31日間無料トライアルでも全話見放題で視聴が可能です。
なんにせよ、露伴が大々的に活躍するのは、『ハイウェイ・スター』戦では最初のみなんですよね…。
※余談ですが、漫画の『ハイウェイ・スター』戦の最後で、『ジョジョ』原作者である荒木飛呂彦先生は、最初は仗助と露伴を和解させるつもりでいたのだとか。
このことについては、『ジョジョベラー』に付属している冊子の中で、当時の『ジョジョ』担当者さんが詳しくお話してくれています。ぶっちゃけ、非常に興味深いですよ!!
まとめ
という感じで、『ハイウェイ・スター』戦がドラマ版第3弾で実写化されなかった理由を考えてみました。
理由その②では「露伴の出番が最初だけだから」と書きましたが、そこをアレンジして(露伴の活躍がエピソード全般に渡るように)制作スタッフさんが作成してくれれば、『ハイウェイ・スター』戦のドラマ化もいつかは有り得るかも?
原作の『ハイウェイ・スター』戦では、バイクにまたがる露伴のシーンもかっこよかったりするので、是非そこは実写版でも取り入れて欲しいところですね(笑)
今後の情報にも、期待しながら待つことにしましょう♪
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漫画『ジョジョ』シリーズは電子書籍版も配信中です。カラー版もありますよ。
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『ジョジョ』第3部「スターダストクルセイダース」のOVAもレンタル可能!
第3部のOVAは現在ネット配信がされていないので、レンタルでの視聴がおすすめです。
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