今回の漫遊テーマは『スピッツの激しめ曲で漫遊記』。
スピッツの曲特集の時は漫遊を開始する前に「他の誰かが歌っているスピッツの曲」をかけてくださるんですけど、ごめんなさい、誰かがカバーしたスピッツの曲は全く興味がないです!!(笑)
(恐らくマサムネさんもこういう考えのファンがいるということはわかってくださっていると思いますが)
(※逆に、マサムネさんがカバーする他の誰かの曲にはめちゃくちゃ興味あります!!)
今回の選曲は「テンポ順」であるとのことで、後にいくほどどんどん激しめな曲がオンエアされています。
以下、今回の放送の中からマサムネさんの気になった発言をまとめています。
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『スピッツの激しめ曲で漫遊記』みそか
「みそか」は2022年の春フェス(ARABAKI?)で久々に演奏されたとのこと。
出だしの「輝く不思議なプライド胸に~♪」の部分はLOUDNESS(ラウドネス)の「CRAZY NIGHTS」などのイメージで、「演奏してても気分が上がる」そうです。
(『スーベニア』でスポーツドリンクの曲といえば「春の歌」のことばかりかと私は思っていたのですが、「みそか」もそうだったんですね)
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』けもの道
「けもの道」はレコーディングしたのが横浜ランドマークのスタジオだったので、みなとみらい辺りを通りかかると未だにこの曲が頭で鳴っている」そうです。
「ライブではイントロのところでベースの田村さんのベースソロコーナーになっている」とのこと。
(リクエストされてた宮城県の「土井先生」という方は、お料理の土井先生なのか忍たまの土井先生を意識しているのか気になりました(笑)
トッティーさんという方もおそ松さんからかな…?笑 いや、よくは知らないのですが)
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』どんどどん
マサムネさんによると、「個人的にとってはかなりお気に入りの曲だが、意外と影が薄いと感じている」とのこと。
「(『ソラトビデオ』でしか見れない)ビデオクリップもなかなか面白く出来上がった」とおっしゃってましたよ、また確認しないと…!
(このDVD、全く飽きないのでずっと見てたら、通りかかった家族に「1日中見てるね」と言われました 笑)
タイトルはイントロの「どんどどん・どどどどんどどん」というリズムから。
「どんどどん」のリズムに合わせてけん玉をしているという方のメールに、マサムネさんは「(けん玉をするなら)三山ひろしさんの曲とかの方が合いそう」と返されておりました(笑)
(「でも、スピッツの歌を(けん玉に)選んでくれてありがとう」という謝辞の言葉も)
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』悪役
「優しいあの子」のカップリングで、2019年6月19日(水)発売。
「悪役」のアイディア自体は10年前からあったんだけど中々採用されなくて、それでもしつこく出してたやつなんですけど」とのことです。
(そうだったんですね!10年前というと「君は太陽」(2009年8月26日発売)あたりでしょうか?)
サビの「♪うれしい時も悲しい時も僕のそばにいて欲しいのさ~♪」は、「結婚式の時に神父さんが『汝、健やかなる時も病める時も愛することを誓いますか」的なアレから来ています」とのこと!
(私は「優しいあの子」を聴くために朝テレビをつけていました。)
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』1987→
「いちきゅうはちなな・やじるし」と読んでくれたマサムネさん。
「スピッツが結成30周年の時に、スピッツの結成当時のパンクロックよりの音楽性のまま続けていたらどんな曲やってたかなっていうようなシミュレーションを元に作った曲」
でも、「このタイプの曲ばっかりのライブだと、長時間はもう50代だとキツかったかなと思いますけど」
(余談:『ジョジョの奇妙な冒険』の連載が開始された年も1987年なので、この曲を聴くと『ジョジョ』を、『ジョジョ』第1部『ファントムブラッド』を見るとこの曲を思い出す時があります 笑)
(31日間無料トライアルでもアニメの『ジョジョ』第5部までを見放題でがっつり楽しめますよ~『ジョジョ』を見るのに「第1部は飛ばしてもいい」とかいう輩は私が許さないです 笑)
(電子版も良かったら~、カラー版もありますよ。『ジョジョ』シリーズは長いので、部屋を取らない電子版は助かります…w)
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』春夏ロケット
ミックス担当のエンジニアのトムさんに「Ramones(ラモーンズ)みたいな曲だね」と言われた曲で、
「時代的にもグリーン・ディとかオフスプリングとかが絶頂期で、どっか無意識に俺もトレンドに乗ろうとしていたのかもしれないですけども、すごくシンプルな曲なので意外とライブで演奏するのが逆に難しかった記憶がありますね。なので、かなりライブではやっていない、久しくやっていない曲なんですけども」
とのこと。
「春夏ロケット」はシングル「ホタル」(2000年4月26日)のカップリングなので、「グリーン・ディとかオフスプリングとかが絶頂期の頃」とはそのくらいの時のことでしょうかね?
(「春夏ロケット」ってカップリングだったのか…と思ったのですが、だからこそ『色々衣』に収録されてるのよね)
後は「聴きながらトムさんのマイアミのスタジオのこととか思い出してしまいました」とのことです!
『スピッツの激しめ曲で漫遊記』トビウオ
マサムネさんいわく、
「しかしこうやって激しめのスピッツ曲をずらっと並べて聴いていると、こっちがメインのスピッツの音楽性じゃないのって錯覚してしまいますが、ただ俺の声ってエッジがあんまりないので、ちょっと悪めの声なんで激しいギターロックの演奏には埋もれがちなんですよね、実はね。
むしろ出川哲郎さんみたいな『ぁヤバイよヤバイよ』みたいなそういう声の方が実はラウドロックには向いているんですよ。
レコーディングだとミックスのテクニックでやり方は色々あるんですけどライブはねぇ、実は結構大変な時もあります。
ちょうどひずんだギター音と人間の声の周波数帯が近いってのもあって、イヤモニ(イヤホンモニター)になる前は自分の声をモニターするのが結構大変だったりしたんですが、こうラウドな曲ではね。
この『トビウオ』はね、そういう事情からライブではあんまりやってないんですよね。
激しい曲専門のボーカリストに新しく入ってもらうとかいいかもしんないけどね」
とのことで、最後の発言の後、マサムネさんはあまりにもさらっと言って曲に入ったのですが、結構衝撃的な発言でした(笑)
「トビウオ」の歌詞を借りて言わせて頂くなら、マサムネさんは「替わりがきかない宝」なのです…スピッツのボーカリストはマサムネさんじゃなきゃダメ!です!
エンディング
エンディングにて…
「今日はどっちかっていうと初期のスピッツ曲はあんまりかけなかったんだけど、初期の曲はですねアレンジとかミックスとか、なんつうか激しく※※けてない感じ(ごめんなさい、聴き取れませんでした)気があるんですよね、やってる方からすると。なのできちんと激しめにやれるようになったのは「メモリーズ」以降かな、あの曲で殻を破ったのかなと。
今日は同じタイミングで録音した「春夏ロケット」の方はかけましたけどね。
まぁでも、今後も体力が続く限り激しめナンバー、演奏していきたいと思います。」
期待しています!
来週の漫遊記は?
来週の漫遊記は?「スコットランドのギターポップで漫遊記」。
「90年代のスコットランドのギターポップは当時スピッツの目指す音楽と近いものを感じていた」とのことで、そうなのか~。
その辺りを意識して来週聴いてみようと思います!
メール募集の一言
メール募集の一言は「草野さん、バンジージャンプで人生が変わりました」でした!
バンジーってやっぱり人生観がガラッと変わってしまうものなのでしょうか…(笑)
おしらせ
番組の最後には嬉しいお知らせが!
「おかげさまを持ちまして『ロック大陸』5年目に入っておりますが、ついにと言うかやっとと言うか、番組のグッズを作ることになりました。
まずは第1弾ということでTシャツとマグカップを制作中です。
そのためにキャラクターをわたくし草野が考えて描いているんですけど、まぁロック大陸の案内人とでも言えばいいのかな、自分では結構可愛いキャラが描けたなと思ってますけどどうだろう」
そんなキャラクターやグッズの詳細も近日番組のオフィシャルサイトで発表しますのでお楽しみにして欲しいとおもいます!」
ということで、おお~、これは楽しみ!!
激しめのスピッツソング特集が、楽しかったです~!あっという間の55分でしたね。
ちょっと前の「リスナーの思い出のスピッツ曲特集」は、メールの内容が「海外にいた時に聴いていた」とか「スピッツを聴きながら夢を叶えてこんなに充実している」だとかでキラキラオーラがまぶしすぎてすぐ切っちゃったりなんかしてしまったんですが(笑)
(私の中のスピッツのイメージ(のうちの一つ)は「孤独を肯定してくれるもの」だったりするので…「♪周りに合わせない方がいい感じ」とかね。)
私の思い出のスピッツ曲は「夏の空の下で干されてたなびいているシーツを見ると『夏の魔物』を思い出す」とかなので、メール送ろうとしたけどやめといて良かったかしら…(笑)