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『グレーテルのかまど』で「フルーツ春巻き」が取り上げられたり、ちいかわちゃんとコラボを果たしたりして話題のうえやまとち先生原作の『クッキングパパ』。
アメトーークの「グルメ漫画サミット」でもすごく紹介されていましたね！
2023年8月下旬現在、単行本の巻数はなんと166巻！もちろん、以下続刊（連載中）です。
「クッキングパパ」フルーツ春巻きが「グレーテルのかまど」に、うえやまとちも登場https://t.co/xDOag8CHQB
— コミックナタリー (@comic_natalie) July 31, 2022
クッキングパパも長期連載作品でその人気を誇っていますが、登場人物たちが歳を取らない作品（いわゆる「サザエさん時空」）ではなく、キャラクターたちはそれぞれ成長しています。
連載当初子供だった、クッキングパパこと荒岩一味の子供たちであるまことくんやみゆきちゃんたちに注目してみれば特に顕著ですね。
まことくんたちは今何歳で、どんな生活を送っているの？
現在もなおクッキングパパの大ファンで、単行本を収集し続け本棚を赤く染めている「クッキングパパ」ガチファン（ガチ勢）の私に恐縮ながらご紹介させてくださいっ。
※以下の項目からは『クッキングパパ』のネタバレが含まれます。
単行本162巻ではちいかわちゃんとコラボ！！
『クッキングパパ』のキャラたちのその後！
荒岩 一味（あらいわ かずみ）
ご存じ主人公「クッキングパパ」である荒岩。
連載当初勤め先の「金丸産業」での役職は主任でしたが、ついに課長まで昇進しています。
当初は料理が好きなことは周囲に隠していたのですが、すでにバレています。
（荒岩の秘密を知った部下の梅田夫妻が周りにバラしてしまった笑）
荒岩家の遠い未来が漫画の中で少しだけ描かれたこともあります。
その本編の中では登場しないのですが、作者であるうえやまとち先生はコッソリ「ハゲた荒岩」を書いてしまったのだとか。
そんな荒岩の姿が漫画の中に今後登場するかも知れませんね！楽しみ（？）です。
荒岩 虹子（あらいわ にじこ）
荒岩の愛すべき妻である虹子さん。
連載当初は料理が大の苦手でしたが、現在では普通に料理を振舞っています。
いつも明るい印象の虹子さんですが、実はまことを産み立ての頃に育児に悩み、まことを窓から放り投げてしまおうとした、という衝撃的な過去が明かされたこともありました。
夫である荒岩との出会いや結婚前のエピソード（プロポーズの時のことも）なども度々漫画の中で描かれているので必見ですよ！
荒岩 まこと
主人公荒岩の息子であるまことくんは連載当初は小学生でしたが、現在は立派に成人。
父親と酒を酌み交わすほどまでに成長しています。
小学生の時からのガールフレンドであるさなえちゃんとは現在も続いております。
もちろん職にも就いており、沖縄の大学卒業を経て、大阪でイベント会社に入社。
…だったのですが、ある時さなえちゃんと訪れたお店の料理に感動し、ついに料理家としての道に進むことを決心。
これには父（荒岩）も「オレの進もうとしなかった道へお前は進もうとしており、ワクワクする」と喜びを示していました。
ただ、まことの選んだ道に、さなえちゃんはなんだか浮かなさそうな表情。
おそらくですが、さなえちゃんはプロポーズをされなくて（結婚が遠のいて）ガッカリしたんじゃないかな～。
幼い頃から結構順風満帆のまこととさなえちゃんですが（まことが欲望のままに強引に行き過ぎて仲たがいをしたこともありましたが）、ここに来てハラハラさせる展開が…。
『クッキングパパ』にはいきなり順調だったカップルが突然別れるという展開もあったので、心配ではありますが、二人のことがこれからも見守っていきたいです。
【※追記】まこととさなえの婚約がついに発表されました。
一方で、同じく幼い頃から親交のあるえっちゃん（大人になってもまことが好き）との現在の関係は…？
まことは大学生の時に沖縄でもガールフレンドがいたりして結構モテモテ。
なお、幼い頃からずっと大親友であるみつぐくんの就職先はなんと、荒岩の務める金丸産業！
金丸産業で荒岩たちと共に働き親交を深める様子が漫画の中で描かれていますよ！
荒岩 みゆき
物語の途中で誕生した荒岩家の長女のみゆきちゃんもスクスク成長し、現在は中学生になり美術部とバドミントン部に所属。お弁当も自分で作っています。
『クッキングパパ』の歴史を表すのに良いエピソードが、みゆきちゃんの好物にまつわるお話です。
みゆきちゃんが子供の頃に桃を食べて「おいしい」と言ったことがあるのですが、なんとみゆきちゃんのおばあちゃん（荒岩の母親）は、みゆきちゃんのために、その場で自分の家に桃の木を埋めました。
年は流れみゆきちゃんは成長し、おばあちゃんの家にも無事立派に育った桃の木が。
「昔おばあちゃんが埋めてくれた」と言いながらその桃をもいで食べるみゆきちゃんの姿には感慨深いものを覚えずにはいられません。
なお、おばあちゃんは元ダンナ様とは荒岩が幼い頃に死別していましたが、勤め先の病院の院長さんと再婚しています。
この院長さん（吉岡さんといいます）が荒岩から「親父さん」と呼ばれて喜ぶエピソードはなかなかジーンときますよ。
根子田 味知（ねこた みち）
根子田味知こと旧姓 荒岩 味知さんは荒岩の妹さん。
現在は夫の「ネコちゃん」と結婚し、なんと二人の息子の母親に。
結婚式では過去に約束していた料理を荒岩が作って来てくれたことに、「自分は忘れていたのに…」と感動していました。
味知さんの息子の名前は空吾（くうご）と洋平（ようへい）といいますが、それぞれの名前の由来が「孫悟空」と「太平洋」というのだからすごい。
田中 一（たなか はじめ）
荒岩の部下の一人である田中。
連載当初はだらしがなく頼りない印象が強かったですが、会社の先輩の夢子さんと少しずつ距離を近付けていき、ついにはゴールインして夫婦になります。
今では子供の数はなんと3人。
男の子を2人産んでからしばらく開いたので、まさか3人目が誕生するとは私も思いませんでした。
いつも想像できない展開で楽しませてくれるので、もしかしたらまた新しいベイビーが誕生することもあるのかも…？
所帯を持ち、最初の頃よりかなりしっかりしてきた田中ですが、相変わらずパチンコで負けに負け、奥さんと子供を置いて町を出て行こうとしたこともありました。
しかし、日々育児に追われる奥さんの夢子さんに自由な時間を与えたいと、進んで子供を引き受ける良い父親でもあるということをここに記しておきます。
クッキングパパの掲載誌は青年誌なので、オトナな描写も時々はそりゃ存在します…///
田中 夢子（たなか ゆめこ）
旧姓木村夢子さんは、連載当初は上司である荒岩に憧れていましたが、次第に田中に惹かれてついには結婚。
結婚の報告の際に、荒岩に「昔、主任さん（荒岩のこと）が…」と打ち明けるシーンがあったりもしました。
（昔はすでに既婚者である荒岩との結婚を想像するというキワドイ場面もありましたね）
長いヘアスタイルが一時的にベリーショートになったこともありました。
（似たような例？→【こち亀】中川はイメチェンをしていた時期があることをご存じですか？）
田中夫妻の子供の名前は元輝（げんき）と結輝（ゆうき）と、もう一人は…？
近年登場を果たしたばかりなので、是非あなた自身の目で知って頂きたいです。
その他のキャラ
『クッキングパパ』は主人公一家である荒岩家を取り巻く他のキャラクターたちの様子も、それはもう事細かく描かれています。
田中の2人の弟たちや夢子さんの弟をはじめ、とにかく荒岩たちと出会う登場人物たちの恋や生活がこれでもか～というくらい深掘りされて描かれています。
（田中3兄弟がそろってスピッツの曲らしき歌をうたうシーンもあったりします。
これは『クッキングパパ』は福岡のお話で、スピッツのボーカル草野マサムネさんも福岡県出身であることから？
なんにせよスピッツの大ファンである私にとっては嬉しい事には違いありません❤
良かったら当サイトのスピッツ関連の記事も読んでくださると嬉しいです！
一例→【スピッツ】『猫ちぐらの夕べ』『NEW MIKKE』Blu-ray（DVD）の特典をわかりやすくまとめてみた）
そんな中で私が特に注目しているのが、荒岩や田中の部下である江口 徹（えぐち とおる）くん。
江口くんは漫画の中でイタ～い失恋もかましますが、その後はなんと二人の女性といい感じになるという、なかなか波乱に満ちた人生を送っています(笑)
果たして江口くんはどちらの女性を選択するのかということが、今の私にとっちゃ気がかりだったりしますね…。
まとめ（その他）
今夜のご飯の参考にもなるおいしそうな料理や、一人一人のキャラクターの面白い人生が丁寧に描かれた『クッキングパパ』を読まないのはもったいないですよ…！
しかも、基本的は一話で完結する物語（「次回に続く」という展開が圧倒的に少ない たぶん数えれるくらいしかない）なので、どこからでも読むことができます。
「長いからどこから読んでいいのかわからない…」と思う方も、とにかくピンときた表紙のものを一冊手に取ってみてください。
あっという間に『クッキングパパ』の世界に飛び込めるはずですよ！
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— クッキングパパ【公式】 (@cookingpapa_mor) July 25, 2022
