荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでみよう!と興味を持ったところで、単行本・文庫版・電子書籍版のどれを読むべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
アドバイスするぜ
『ジョジョ』単行本・文庫版・電子書籍比較
『ジョジョ』単行本の特徴
表紙絵
『ジョジョ』文庫版の表紙はデザイン的に荒木先生の絵が小さいんですよね。
(枠の中にジョジョキャラが収められてしまっている)
単行本で確認しておけば、あらゆるタイミングで荒木先生の絵を目にした時に「あっ、この絵は第〇巻のイラストだ」とわかって嬉しくなるかも(笑)
文庫版で集めていると「こんな表紙もあったんだ!!」と驚きがち。
※電子書籍版も単行本と同じ巻数の表紙イラストが使われていなかったりします。
著者近影について
単行本版では表紙をめくったところに作者(ジョジョなら荒木先生ね)の写真とコメントが掲載されていますが、こちらは第8部の初期の方の巻までのものは「JOJOVELLER(ジョジョベラー)にもまとめて収録されています。
「ジョジョベラー」は荒木飛呂彦先生の歴代担当者様による読みごたえのあるインタビューが掲載されているので、ジョジョをより詳しく知りたい人には一読の価値あり。
荒木先生ご本人による貴重なジョジョキャラのラフも載っていますよ!!
(ラフというにはおこがましいくらい美麗です)
『ジョジョ』文庫本の特徴
あとがき
荒木先生本人による「文庫版あとがき」が読めるのがこちら。
(※「文庫版のあとがき」は『ジョジョ』第6部までの電子書籍のモノクロ版でも読むことが可能。
というか、第6部までの電子書籍のモノクロ版は文庫版を電子化したものです。
電子書籍のカラー版にあとがきは収録されていません。
※第7部の「文庫版あとがき」は電子書籍版には掲載されていません。詳しくは次の項目へ)
この「あとがき」を読んでいるのといないのとでは印象が大きく変わるため、『ジョジョ』のことをより知りたい!という方は一読の価値メッチャあり。
特に第6部「ストーンオーシャン」の「あとがき」は、あの難解なラストを解読する手助けになる…かも。
文庫版が発売されているのは第7部まで
2024年1月中旬現在、『ジョジョ』の文庫版が発売されているのは第7部「スティール・ボール・ラン」までです。
しかし、第7部の「文庫版あとがき」は電子書籍モノクロ版では読むことができません。
(第7部の電子書籍版は文庫版を電子化したものではないため)
第7部の「あとがき」は文庫版第1巻と、最終巻にあたる第16巻に収録されています。
『ジョジョ』電子書籍版の特徴
カラー版が存在する
『ジョジョ』の電子書籍版には各部カラー版が存在します。
なので、すでに読んでいる人も改めて新鮮な気持ちで『ジョジョ』を読み返すことができるかも?
(※元々カラーページだった箇所以外の彩色は荒木先生の手によるものではないと思われます)
いつでもどこでも『ジョジョ』を読むことが可能
電子書籍版なので、外出先でもスマホからいつでもどこでも読みたい時に『ジョジョ』を読むことが可能です。
『ジョジョ』シリーズは長いので、外出先などのスキマ時間を利用すればいつの間にか第8部まで読破することができた…なんてことも不可能ではないのでは。
(余談ですが「ジョジョリオンは完結したらイッキ読みする」と宣言してた方は実際に連載終了しましたのでそうしましょう 笑)
電子書籍版の注意
電子書籍版の注意としては、『ジョジョ』第6部までのカラー版とモノクロ版では収録されている話数が異なりますのでご注意を!
(第7部と第8部はカラー版もモノクロ版も収録話数が同じ。
おそらくですが、電子書籍化したタイミングで第7部以降は文庫版が発売されていなかったため?)
まとめ
それぞれに特徴のある『ジョジョ』のコミックスですが、すべてのバージョン(単行本・文庫版・電子書籍)でそろえるのももちろんアリだと思います!
どうか素敵な『ジョジョライフ』を~♪
第9部「The JOJO Lands(ジョジョランズ)」単行本も発売中です!
アニメの『ジョジョ』シリーズも各部配信中ですよ~。