『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」に登場する格闘系の敵スタンド使い「ヴィヴァーノ・ウエストウッド」のご紹介です。
ウエストウッド戦といえば、名シーンであると名高い徐倫のあの場面も登場。
※以下の項目からはネタバレが含まれますのでご注意くださいね。
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ヴィヴァーノ・ウエストウッドのプロフィール
ヴィヴァーノ・ウエストウッドはグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所で働く看守さんです。
名前は「ヴィヴィアーノ」ではなく「ヴィヴァーノ」ですね。まぁ「ウエストウッド」と呼ばれることが多いかもしれませんが。
(「なかなか覚えられない」というかたは「ヴィヴァーノ、ヴィヴァーノ、ヴィヴァーノ…」と3回ほど声に出してみましょう 舌を噛まないように気をつけて!)
看守の勤務に就いて3年であることや、年齢は28歳であることが「ストーンオーシャン」の単行本のオマケコーナーの中で明かされています。
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に所属する前はマイアミで税関勤務をしていたとか。
公開されている「ストーンオーシャン」のPVから、おそらくテレビアニメにも登場すると考えられますが、放映前である現在はまだ声優さんは未定です。
『ジョジョ』のゲーム「アイズオブヘブン」では土師 孝也(はし たかや)さんが演じられておりました。
土師さんはかの『北斗の拳』でトキとアミバを演じてらしたベテラン声優さんですよっ!
ヴィヴァーノ・ウエストウッドの登場は何巻から?
ヴィヴァーノ・ウエストウッドが登場するエピソードは「看守ウエストウッドの秘密 その①」からで、電子書籍版の「ストーンオーシャン」の単行本でならモノクロ版なら5巻に、カラー版なら7巻に収録されています。
徐倫はDIOの骨を手に入れるために自ら「厳正懲罰隔離房棟(ウルトラセキュリティハウスユニット)」へ。
そこで徐倫にシャワー(といっても、雑な放水)を浴びせに来た看守の二人組がちょっとした言い合いからとっくみ合いを始めます。
その2人のうちの一人こそが角刈りの看守・ヴィヴァーノ・ウエストウッド。
ちなみにもう一人の看守は『ジョジョ』第5部のジョルノを彷彿とさせる巻き毛です。ジョルノよりコロネの数は多いけどネ。
そのうちケンカはヒートアップし、ウエストウッドは金髪の巻き毛を本気でノックアウト。
そこからすっかり盛り上がってしまったウエストウッドは、懲罰房内の人物全員に向かって「かかって来い、ファイトクラブだ!」と叫ぶまでに至ります。
牢屋を全開にして囚人を解放しまくるシーンはめちゃくちゃ緊張感がありますよ。
そうしてウエストウッドが対戦相手に選ばれたのは徐倫。
徐倫はDIOの骨を探すため、さっさとウエストウッドを再起不能にしなくてはと考えますが…。
ヴィヴァーノ・ウエストウッドノスタンドは?
ウエストウッドのスタンドは空から隕石を引き寄せる『プラネット・ウェイブス』。
隕石は3000度の熱を持ち、人間であればかするだけで肉体をえぐられてしまいます。
本体であるウエストウッド自身には、当たる寸前で隕石が燃えつきてしまうためダメージはなし。
スタンドのデザインは荒木先生によるとただの「筋肉ダルマ」であるとのこと。「ただの」って…(笑)(『ジョジョベラー』に同梱されている「スタンドブック」より)
ヴィヴァーノ・ウエストウッド戦の「決着」
ウエストウッドは看守であり、毎日囚人を押さえつけるのが仕事です。
このような「デッドロック」に非常に手慣れている徐倫はウエストウッドからあっという間に羽交い絞めにされ、動きを封じられることに。
そこにプラネット・ウェイブスの隕石が徐倫をめがけて降り注いでくる…こんなロマンチックでない流れ星なら落ちて落ちてきて欲しいとは1㍉㍉も思いません。
果たして、徐倫に逆転の術はあるのか…?
この戦いの決着のシーンは『ジョジョ』シリーズの中でも屈指の名場面の一つ。
是非「ストーンオーシャン」を手に取って確認して見てくださいね!
漫画『ジョジョ』シリーズは電子書籍版も配信中です。カラー版もありますよ。
ヴィヴァーノ・ウエストウッドの名言は?
「もう一発(ぱああああつ)ッだああああ とどめが来たぞォーーーッ」
(『ストーンオーシャン』「看守ウエストウッドの秘密 その⑥」より引用)
「一発」と書いて「ぱああああつ」とルビ(読み仮名)が振られていて迫力満点です。
「とどめが来た」の方はヒロアカの「私が来た」よりはるかに前年で、流行を先取りしている。(?)
「このデッドロックには弱点がひとつあって(中略)その右手でオレの大切なタマキンをつかまえる事だ 違う意味でならつかんで欲しい所だが」
(『ストーンオーシャン』「看守ウエストウッドの秘密 その⑤」より引用)
特技であるデッドロックの説明を徐倫にした時の迷台詞。
このオッサン(28歳)、何を言ってるんですかね…(笑)
「決着ゥゥーーーッ!!」
(『ストーンオーシャン』「看守ウエストウッドの秘密 その⑦」より引用)
こちらは徐倫の名言ですが、ウエストウッド戦を語る上でけっして外してはいけないシーンなのでご紹介。
ストーン・フリーの『糸』で作った星が、徐倫の肩と重なるように描かれた演出も胸熱。
この台詞のコマは1pが丸々使われているのですが、カラー版では徐倫の横乳の塗りが妙にリアルで、なんかそっちにも注目してしまいがち。
(『ストーンオーシャン』カラー版8巻に収録)
その他
ウエストウッド戦では戦いの最中に互いの筋肉の長所や負傷した部分が光ったりドス黒く見えるといった謎の現象も発生しますが、これらの真相についてはこの先のエピソードで語られるスタンドの『サバイバー』が登場するまで持ち越しです。
バリバリの熱いバトルがウエストウッド戦では繰り広げられますが、ウエストウッドともう一人の看守がマリーンズ戦の話を何気なくしていたり、服を濡らされて「気をつけてよォー」などと話すウエストウッドなどといった日常的な場面も見どころだったりして…?(ちょっとかわいい?)
このようなシーンも、アニメではどのように描かれるのかが楽しみですね!
アニメ『ジョジョ』シリーズは第5部までは31日間無料トライアルでも全話見放題で視聴が可能です(第6部と『岸辺露伴は動かない』は現在ポイント制)
アニメ『ストーンオーシャン』の12話までのレンタルが開始されています。
『ジョジョ』第3部「スターダストクルセイダース」のOVAもレンタル可能!
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