今回はアニメ『ストーンオーシャン』の第3話のご紹介です。
以下からは『ストーンオーシャン』アニメ及びジョジョシリーズのネタバレがあります。
ネタバレが困る方はご注意下さいね!
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アニメ『ストーンオーシャン』#03「面会人 その①」あらすじ
他の女囚との金銭トラブルからなる序列問題を切り抜けた徐倫は、刑務所内で野球のユニフォームに身を包んだ少年を目撃する。
なぜ刑務所に少年が…?徐倫が戸惑っていると、少年はこう語りかけてくる。
「明日、お姉ちゃんに面会人が来るけど、行ってはいけない。死ぬより恐ろしいことが起こるから…」と…。
翌日、徐倫に本当に面会人が訪れる。
再度少年が現れ忠告されるが、徐倫は「面会人はママかもしれない」と面会を拒むことができない。
仕方なく、少年は徐倫にあるものを渡して去って行く。
それは謎の『骨』だった。
面会に来たのは徐倫の父親である空条承太郎だった。
これまで散々母親と自分のことをほったらかしにしていた承太郎を徐倫は否定する。
承太郎は徐倫に、「お前がこうしてここ(刑務所)に入れられることになったのは、全てある人物によって仕組まれていたことだ」と告げる。
その人物の名前はジョンガリA。
そして、そのジョンガリAの攻撃が、男収監から承太郎と徐倫に向けて開始された。
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アニメ『ストーンオーシャン』#03「面会人 その①」見どころ
七不思議おばさん、再び
第2話で異様なインパクトとともに現れた七不思議おばさんが今回も登場します。
今回の役割は徐倫から電話の順番を奪うこと(笑)
この刑務所内の電話は全て予約制であることを教えてくれます。
しかし順番は通常一か月待ちで、「なぜ一人数分の通話なのにそんなに待たないといけないのか」と疑問を投げる徐倫に、「そこが刑務所の七不思議」とキメの言葉をバシッと放ってくれています。
今回もいい感じに物語に味を出してくれていますね!
刑務所内のカースト制度
今回の序盤には、徐倫が他の女囚にお金を貸したことから始まる小話が挿入されています。
徐倫がその女囚に貸したのはたった1ドルでしたが、そのお金をすぐにでも返してもらわないと、「空条徐倫という女囚はたった1ドルという金も取り返すことができない」と周りから判断され、今後もっと高額な金をたかられることになる…とグェスが忠告してくれます。
徐倫はストーン・フリーの能力を用いて、1ドル貸した女囚を下痢にすることでそのお金を取り返すこと…いや、それどころか貸した金額以上の金を取り上げることに成功し、周囲にもそれを主張することで「金を取り上げれる女ではない」ことをアピールするのでした。
ここにはもう一人登場人物がいて、それは他の女囚から金を日々巻き上げられている気弱な女囚なのですが、徐倫は彼女のためにトイレの仕掛けをもう一つ用意していました。
(もう一人気の強い女囚を下痢にしていた)
気弱な女囚にとっては、これまで金をたかられていた立場から抜け出すチャンスです。
この時、「アンタを今いる場所から出すのはアンタだよ」と、キリッとしつつも優しい表情で言う徐倫がとても印象的でした。
すっかり味方についたグェス
前回、スタンドの『グー・グー・ドールズ』で徐倫を虐げまくっていたグェスですが、徐倫から報復を受けた後はすっかり徐倫の味方に。
刑務所内のカースト制度について忠告してくれたり、親しげに徐倫に呼びかけるグェスの姿はとても可愛いです。
(徐倫はグェスにけっして気を許し切ってはいない様子ですが… 笑)
徐倫が女囚に金を返してもらいに行く時も、ちょっこりついて来ているんですよね。可愛い。
グェスももっとフィギュア化や何かしらのグッズが発売されたりしないかな~。
ジョンガリA
徐倫が刑務所に入る羽目になったのはジョンガリAによって仕組まれたことでした。
ジョンガリAはシャワーを浴びながら登場するのですが、すごく良い尻をしているなぁと…。
同じ『ジョジョ』のキャラで言えば、第2部に登場した柱の男たちもすごく良い尻をしていたのですが、ジョンガリAもまた然り。
(阿部さんに見られたら突撃されそう)
ジョンガリAの声優さんは、かの『鬼滅の刃』で煉獄さんを演じていた時の人である日野聡さんですね。
日野さんはとても演技がお上手なので、どんな役も(煉獄さんは味方キャラ、ジョンガリAは敵キャラなのに)見事に演じ分けられていてすごいなぁと思います。
徐倫の孤独の過去
徐倫が財布と車の窃盗をしてしまい、勾留された時の過去が挿入されていました。
徐倫の母親が承太郎に電話をし、すぐ来るように訴えるのですが承太郎はスルー。
その時、承太郎に似た男が通りすがって徐倫は顔を上げますが、やはり別人でした。
この時の徐倫は14歳。そぶりこそ見せないものの、承太郎にもっと触れ合いたい気持ちもまだまだ強かったのではないでしょうか。
しかし、この時の徐倫、すごい服を着ているなぁと…(笑)
トイレの時にめんどくさそうな服じゃあないかとか考えてしまいます、余計なお世話ですが。
空条承太郎、娘に面会に来る
(↑原作のサブタイトルみたいな小見出しを狙ってみました 笑)
この第3話にて、ついに承太郎が本格的に登場します。
(徐倫の父親ですよ~みたいな「におわせ」は第1話の時点でされていましたが。
ペンダントに入った写真で。)
やはり迫力があるし、戦いの中で徐倫をリードする姿は戦歴の戦士であり父親だなぁ~と思わされますね。
第3部ではプクプクふかしてたタバコもきっぱりやめた模様です。良いことですね。だからこそ長生きして欲しいところなのですが…。
アニメ『ストーンオーシャン』#03「面会人 その①」感想
・前半の女囚同士とでのやり取りの一連はカットされるかなと思ったのですが、再現されていましたね、いいですね!
徐倫の後をくっついてるグェスが可愛いですね。
アニメで見るとそれが特に目立つので、アニメでグェスの出番増えてるのかなと思ったら、原作でもしっかり登場してた件…。
某所では「これ(グェス)が最初の仲間か」と言われててちょっと笑いましたw
原作じゃこの後もグェスは裏切ることはないですよね、何か徐倫の足を引っ張るようなことをしても違和感がなさそうなキャラですが…(笑)
グェスのフィギュア、プライズとかで出てくれないかなぁ…エンポリオも…ウンガロも…。
(ウンガロたん好きなので、以前出たちっちゃいフィギュアは持ってます💗
ジョルノの横に飾ってます)
・徐倫がたかられたのは「たった1ドル」って言ってましたが、1ドルって日本円じゃいくらなんだろう、と思って調べたら113.67円とのことです。
結構な値段だと思った私は貧乏性でしょうか…(笑)
100円あったらうまい棒の好きなフレーバー(サラダ味かな)とガリガリ君1本ずつってもお釣りがくるんやで
・ストーン・フリーで削ったコインのカスがコーヒーに投入されてました。
原作では直に天井からパーマ女の口に垂らしていましたよね、こちらも良い感じでしたね。
パーマ女が徐倫にお金を払ってトイレに入った後、中から悲鳴が聞こえてきたのが面白かったですw
この女囚のことは、スタッフロールで「パーマ女囚」と書かれていたのですが、他のモブはただの「女囚」みたいな感じで書かれていたような。
気の弱い女囚にたかっていた、全体的に刈り上げで、後ろの一か所のみ髪をまとめた感じだった女囚がすごい存在感あったのですが…(笑)
「カリアゲ女囚」とは表記されなかったのでしょうか、カツアゲするカリアゲ女囚…。
・気の弱い女囚に
「アンタを今いる場所から出すのはアンタだよ」
と徐倫が声をかけていたのは、これってアニオリの台詞でしょうか…?
気の弱い女囚がトイレに向かうらしきシーンはカットされていましたね、原作のあのシーンが好きなのですがね。
・さて今回、MBSでの放送時間の変更のお知らせ画面の通り(笑)、エンポリオが登場しました~。
が、原作でゴミ箱の中から徐倫に「行かないで!」と言うシーンが可愛くて好きなのですが、そのシーンもアニメじゃなかったかな…。
(他の箇所もそうですが、原作とアニメで違う!と怒っているのではなくて、あくまで「ここは違うんだ~」と比較している感じですYO!)
・承太郎も登場~。
徐倫にジョースター家の説明をして、
「意味わかんね…アンタ学者じゃなかったのかよ」
「敵とか恨みとかなんなわけ」
と言われる部分もアニオリでしょうか。
6部の戦いが終わった後で、これまでの戦いのことを徐倫に話す承太郎のシーンとか見てみたかったな…
第3部時のDIOのシーンが挿入されてました、うおお…!
今回、CMでも「第3部絶賛配信中!」と流れていたのですが、この時キャラがバァーッと出て来る中で、花京院だけ一番最初の敵の時の姿だったんですが、なぜ…w
・ジョンガリAが登場しましたね、シャワーシーンというサービスカットで…(原作の時から思ってましたが、良い尻をしていますね、理想の尻の持ち上がり具合ですわ…)
Youtubeの解説動画などで、人工音声で作成されたと思われる動画では「ジョンガリA」の発音が「ルミナリエ」と同じになっていて笑ったことがあります。じょんがりえ。
(ルミナリエって関西以外の方にも通じますでしょうか…笑)