『ジョジョの奇妙な冒険』第8部「ジョジョリオン」のかなり重要なキーワード「等価交換」についてまとめました。
以下、ネタバレにご注意ください。
「ジョジョリオン」の「等価交換」とは?
ロカカカの実
ロカカカの実は、「岩人間」なる種族が高額で密売していた謎の実。
ロカカカの実は食べた者のどんな病気も治すことができるが、かわりに体の(主に頭部に現れるとのこと)別の部位が損傷してしまうリスクがある。
この現象のことが「等価交換」と作中で表されている。
「等価交換」による事象一覧
「晴天バディーズ」アー君
野球球団「晴天バディーズ」の選手「岩切 厚徳(いわきり あつのり)」通称「アー君」は2009年度の年棒3億円のピッチャー。
しかし、前年にあと少しで大リーグ行きが決定したところで右肩を損傷し、「故障者リスト」に送られました。
岩人間の「大年寺山 愛唱(だいねんじやま あいしょう)」を通じてロカカカの実を購入。
一心に実を口にした結果、「神の肩アー君」として選手生命を取り戻すことはできたが、「等価交換」としてアゴや歯を大きく損傷。
それらを支えるためのマスクなしでは生活できなくなってしまった模様。
(「ジョジョリオン」12巻収録のエピソードより)
東方 密葉(ひがしかた みつば)
美容整形にロカカカの実を利用した東方密葉は「等価交換」によって体の部位をいくつか損傷。
1度目は美容整形で「オッパイをあげてもらった」ところ、24本すべての歯並びが悪くなり、何を食べるにもヨダレが出ておいしくなかった。
それを治療した2度目の「等価交換」は耳に発生し、聴力を失った。
さらにそれを治療するために発生した「等価交換」は、非情なことに密葉のお腹の中に新たに宿っていた子供だった。
お腹の赤ちゃんのために奮闘する密葉がどうなったかは、神エピソードだと思うので是非あなたの目で確かめてみてほしいです。
これら密葉さんの「母」としてもアツいエピソードは「ジョジョリオン」の19巻から収録されていますよ。
東方 定助(ひがしかた じょうすけ)
「ジョジョリオン」第1話から記憶を失くした状態で登場した主人公・東方定助の正体は「空条 仗世文(くうじょう じょせふみ)と吉良 吉影の『等価交換』」。
単行本12巻からその詳細についてが語られていますが、もう息もつくヒマもないほど一気に引き込まれるエピソードになっていますよ。