個人的に次にくると思う漫画『私のかわいいレジ袋ねこ』をご紹介させてください!
『私のかわいいレジ袋ねこ』あらすじ
一人暮らし二年目の女性・金子 みやこの帰り道についてきたのは、レジ袋のような謎の生き物だった。
最初は驚きを隠せないみやこであったが、まるで猫のように甘えてくるようなそのレジ袋の可愛らしさに虜になり…?
『私のかわいいレジ袋ねこ』のここがすごい!!
このまんがの何がすごいかって、確かに現実にも道端に落ちているレジ袋が動物に見えることは多々ありますが、それを実際に漫画にしようとする作者さんの発想がすごい。
しかもマスコットキャラである「レジちゃん」はとても可愛いし、多くの人を驚かせる(盛り上げる)インパクト(魅力)もふんだんに併せ持っている。
レジ袋のようだとわかりつつも、日々レジちゃんに愛情を募らせていくみやこの様子もなんかたまらないです。このややアブなさすら感じる感覚は、なかなか他の作品では味わえないかも。
今後アニメ化されてレジ猫ちゃんのブームがくると思うのですが、いかがでしょうか。
グッズも発売されたらバンバン売れると思う。私もレジちゃんのアクリルキーホルダーとか出たら、買って鞄につけたい!です!
登場人物
金子(かねこ) みやこ
一人暮らし二年目の会社勤めの女性。おもちゃメーカー勤務。
職場での人間関係などの疲れや一人暮らしの寂しさを埋めるために常々猫が飼いたいとは思っていたが、ペットNGのアパートで生活していた。
レジ袋のような謎の生物に最初は大いに驚くが、「レジ袋であればペット禁止のアパートでも飼える」と気付いたことや、猫のように甘えてくるレジ袋にあっと言う間に愛情を覚えて飼うことを決意。
金子 ナオ
みやこの弟。好奇心旺盛な中二男子であり、オカルトにかぶれている。
みやこがレジ猫を飼うことについては、「こんな正体不明なものと暮らすなんて」と反対していた。
それでもレジ猫との生活を選んだみやこに対し、「そいつの正体は俺が絶対に暴く」と宣言する。
レジ袋猫(レジちゃん)
どう見てもレジ袋の姿をしているが、人間の足にすりよって甘えたりといったような猫のような動きをする謎の生き物。
のど(と思われる辺り)をかかれれば喜んでいるようなしぐさをするし、猫じゃらしにも敏感に反応する。
食事は不要なため排泄もせず、顔も口も臓器もない。みやこ曰く「世話をすればするほど何者なのかわからなくなる」存在。
みやこからは「レジちゃん」と呼ばれ、非常に可愛がられている。
夏目
みやこの勤め先のおもちゃメーカーの課長。
猫をモチーフにしたおもちゃの企画には非常に厳しいため、猫嫌いかと思われていたが…?
『私のかわいいレジ袋ねこ』の作者さんは?
『私のかわいいレジ袋ねこ』の作者さんは泉すずしろ先生。
すごく綺麗な線で絵を描かれる方で、めちゃくちゃ画力が高いです。
レジ袋のような生物をあたかも猫のように可愛らしく描いてみせる部分にも、その力量がうかがえます。
『レジ袋猫』の他には『命運探偵 神田川』という作品を描かれていますが、こちらの発想力もすごい。画力に加え、発想力もすごくレベルの高い作者さんだと思います。
『命運探偵 神田川』の主人公「神田川 光典(かんだがわ のりあき)」は、「関わった事件は速やかに解決される」という運命を背負った探偵…だが、普通の探偵のように推理を重ねて事件を解決するのではない。
神田川が事件に関わり、頑張って解決しようとした途端に事件は自動的に解決してしまうのだった。
たとえば神田川が「たまたま」ぶつかったところが事件の謎をとくヒントになったり、しまいには犯人は自分から自白してしまい、神田川の活躍は何一つないうちに事件は解決してしまう(笑)
この、どんどん自動的にテンポよく犯人が割り出されていく流れの描写もすごくて、思わず見入ってしまうのは私だけではないはず。
そんな神田川に劣らず魅力的な、助手の井浦 宵悟(いうら しょうご)や、神田川の妹である神田川 琴乃(かんだがわ ことの)が物語を盛り上げてくれます!
『命運探偵 神田川』は電子書籍版も配信中です!
その他
『私のかわいいレジ袋ねこ』の単行本は2023年1月12日(木)に満を持して発売です!
次は、きっとアニメ化!?
レジ猫ちゃんが世間にブームを巻き起こす日がくるのが今から目に浮かぶようですね!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
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