2023年7月5日に放送された「『劇場版 呪術廻戦0』地上波TV初放送スペシャル!」。
大人気アニメの初の劇場版の初の地上波放送でもあったにも関わらず、視聴率が振るわなかった(爆死した)のはなぜでしょうか?
私なりにではございますが、理由を考えてみました。
『呪術廻戦0』が爆死した理由① 芸人のコーナーがいらない
今回一番多く挙げられている理由がこちらになると思われます。皆さん口をそろえておっしゃられているような。
映画本編の前後には、「特別企画」として麒麟の川島明さんをはじめとするタレントさんが『呪術廻戦』についてあれこれ語るコーナーが。
このコーナーに対する視聴者の意見がまた辛辣なもので、特に「呪術大好き芸人」側にいたはずのZAZYさんについては「本当に呪術が好きなのか?」という疑問が投げかけられていました。
『呪術廻戦0』が爆死した理由② 他に見たい番組があった
私が正にこの理由にあてはまります(笑)
最初は「『呪術廻戦0』、地上波でやるんか~」と録画をしていたのですが…同日に裏で放送されていた「きょうの健康」と「上田と女が吠える夜」のテーマが面白そうで、そちらを選んでしまいました。スミマセン!
(仕事だったのでリアタ視聴と録画が同時にできなくてね…)
こんな感じで、私のように「『呪術廻戦0』は円盤(Blu-rayやDVD)もあるし、配信もされているのでまたの機会に…」と、今回の地上波の放送は見送ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(Amazonでの価格、えらいことになってますね…※2023年7月初旬現在)
『呪術廻戦0』はU-NEXTですでに見放題で配信中です!
ちなみに「きょうの健康」のテーマは「幸せホルモンでストレス解消 ゲームをするなら〇〇系」といった内容でした。興味深いでしょ?
この内容が掲載されたテキストも販売されています。
今回のテーマとは異なる過去の回のものですが、以下の『上田と女が吠える夜』の記事もよかったらどうぞ!
【パプワくん作者】柴田亜美先生が『上田と女が吠える夜』にご出演!明かされたエピソードと、これまでにどんな漫画を描かれてきたのかもチェック☆
(柴田亜美先生の大ファンなんですよ、私。)
『呪術廻戦0』が爆死した理由③ 声優さんについて
『呪術廻戦0』の主人公である乙骨憂太の声優さんは緒方恵美さんです。
控え目に言っても、役の印象にめちゃくちゃハマッており合っています。ピッタリ。
『エヴァンゲリオン』のこれまた主人公・碇シンジくんなどで知られている緒方恵美さんは、実力も確かなベテラン声優さん。私も大好きです!
が、若いアニメファンからすると、乙骨の声には若手男性声優さんが当てられることを期待していたんじゃないかな~。
こちらも本当にあくまで私の個人的な意見ですが…。
緒方恵美さんの自伝「再生(仮)」には、ブレイクしてもなお借金に悩まされていたことや、「声優業界にも枕営業はある」として、緒方さんもまた巻き込まれたなどといった衝撃的なエピソードについても記載されています。
リメイク版の『るろうに剣心』も主人公の声優のことが一部で話題になっていましたね。
リメイク(2023)版アニメるろうに剣心はひどい?徹底検証してみた!
『呪術廻戦0』が爆死した理由④ 呪術離れが加速しているため
『呪術廻戦』の人気が爆発したのは、アニメ第1期が放送された頃。
第1期の放送は2020年10月からスタートしました。
現在は第2期にあたる「懐玉・玉折/渋谷事変」編の放送が開始されていますが、こちらは第1期から3年もの間がありました。
(えっ、そんなに空いてたんだ?😲ってなった)
その間に『呪術廻戦』の原作の展開は以前にも増して複雑なものとなっていき、「最初の頃は好きだったんだけど…」と「お気持ちを表明」するファンもSNSなどでよく見かけられました。
ただ、物語の展開が複雑になることが一様に「作品がつまらなくなった」に結びつくわけでは必ずしもないと思うので、その辺りは本当に個人の意見によると思われますけどね。
新たな出会いもあれど、失うものもまた多すぎて…。
その他
今回『呪術廻戦0』が爆死した理由について、話の内容を批判する人はほとんど見られませんでした。
なので、『呪術廻戦0』自体が「つまらない」ということは断じてないとも考えられます。
原作の『呪術廻戦0』は連載作品であったため、第1話、第2話…という形式で描かれています。
(なぜか乙骨が棘や真希とやり取りするエピソードがあるのに、パンダだけはありませんw)
そんな原作が映画ではどのような構成で領域展開されるのか、非常に気になると思いませんか?
『呪術廻戦0』は『呪術廻戦』の過去の物語なので、虎杖や伏黒といったメンツは登場しませんが、棘や真希、パンダの登場率はめっちゃ高め。
これは主人公のクラスメートだからであるためで、同様に乙骨の担任教師となる五条先生の活躍もアリ。
棘がある言葉を普通に発するシーンもあって貴重な一冊かも!?
気になる方は是非チェックしてみてくださいね!