『スピッツ 草野マサムネのロック大陸漫遊記』2022年10月2日の発言まとめです。一部書き起こし(文字起こし)あり。
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オープニングトーク
オープニングトークはチューブ調味料のお話。
「スーパーに行くとですね、色んなチューブ食品出てますよね。
昔からある、ショウガとかニンニクとか。梅ペーストとか、もみじおろしとか色々ありますけれど、最近見つけて『おおっ』と思って買っちゃったのが、紅ショウガのチューブってのがあったんですよ。あと、スダチ&かぼすペースト。
紅ショウガはうちで例えば牛丼とか、豚骨ラーメン食べる時とかに結構便利。便利です。
で、スダチ&かぼすペーストは本来は焼き魚とかに使うのが普通なんだろうけど、これあの、炭酸水に混ぜるとうまいんじゃね?と思って入れたらね、あんま溶けなかったね。
これね、あったかいやつ、お湯に溶かしてハチミツとかで溶くといいかもしれない。
ホットスダチかぼすドリンクみたいなね。
で、こういうチューブ食品、他にどんなものが新たに考えられるかなと思って色々思考を巡らしたんですけど、あの、パクチーペーストとかいいかもって思って調べたら、もうあったね。
そりゃあるか。あとね、福神漬けとかあったら便利だなと思ったんだけど、これもあった。
ね~、みんな考えることは似たような感じなんですかね。
ミントペーストとかはどうだろうと思って調べたら、これはさすがになかった。
ミントペースト、売れないかな?
ミント、これ、アイスクリームにトッピングするとか、ハーブティーにプラスするとかミントティーっぽくするとか、こんな感じで使えそうと思ったんですけどね。
こういう感じで新しいチューブのアイディアを暇な時考えています、はい。」
♪素敵な恋人(スダチ&かぼすペーストで)ハチミツ溶かしてゆく~
ミントペーストは番組中にマサムネさんが検索したところ、発見されていました!
こういったものでしょうかね?(ハミガキ粉だったらすみません)
家庭菜園でミントを栽培している方で、ご自身でミントペーストを作る方もいらっしゃるみたいですね。
前に、カレーにチャツネのチューブを入れて食べたらおいしかったですよ。
チャツネは『クッキングパパ』で知った食材でした。
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漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は「稲穂」。
「地方によってはとっくにもう稲刈り季節終わってるかもですけれど、東日本では割と今頃かなと思って聴いて頂きましょう」とのこと。
「さわって・変わって」カップリング曲。『色色衣』にも収録されていますが、今回はシングルバージョンでお届けしてくださいました。
歌詞の「♪最後の花火を二人で打ち上げようよ~」の部分などが意味深で、色々考えてしまう曲です、『色色衣』だけに。
今週の漫遊テーマ
今週は雑誌『ミュージックライフ』1966年11月号をテーマに漫遊です!
「ふと立ち寄った古本屋さんで購入した『ミュージックライフ』を地図に漫遊していきます」とのことですが、「音楽雑誌を地図に」というのが素敵ですね。
(「時間旅行を楽しみましょう」ともおっしゃっていました)
1966年(昭和41年)は、ロック的なトピックであればビートルズが来日した年。
ウルトラマンの放送が始まったり、グリコポッキーが発売された年だそうです。
流行語は「ケロヨ~ン」「バハハーイ」(「♪ケッロヨ~ン」とリズムをつけて言ってくれるマサムネさんが可愛かったです❤)
「ケロヨンとは、劇団木馬座の着ぐるみ人形劇『カエルのぼうけん』、あるいはそれをテレビ化した日本テレビ系『木馬座アワー』の同名コーナーの主人公であるカエルの着ぐるみ。」(Wikipediaより)
「These Boots Are Made for Walkin’ 」Nancy Sinatra
邦題は「にくい貴方」で、最近は八代亜紀さんもカバーされていたそう。
歌詞は「このブーツは歩くためにあるから、あなたのことも踏んづけてやるよ」といった怖いものですが、マサムネさん「たまんね~って趣味の人もいるかもしんないですけどね」とのこと(笑)
最後の方のメロディーに聞き覚えがあるな~と思ったら、「うたばん」でテーマソングに使用されていた曲だったのですね。
「A Lover’s Concerto」Cilla Black
バッハの「メヌエット」をモチーフにした曲で、色んな方がカバーしている曲。
音楽の教科書にも載ってませんでした?
「Substitute」The Who
「俺はプラスティックのスプーンをくわえて生まれてきたんだぜ」という歌詞は、イギリスではお金持ちの家に生まれることを「銀のスプーンをくわえて生まれた」という言い回しをすることに対し、貧乏な家に生まれたことをシニカルに表現しているとのこと。
「キース・ムーンさんのドラムが気持ちよくて最高」とマサムネさんはおっしゃっていました。
人気投票
『ミュージックライフ』には人気投票の中間発表ページが載っていました。
ここではバンド部門というのはインストバンドのみであり、歌が入ったバンドは「コーラスグループ部門」というくくりになっている。その2位がローリング・ストーンズでした。
なので、マサムネさんも「ストーンズがコーラスグループとか、今の感覚では少しヘンですけれどね」とおっしゃっておられました。
(ちなみにコーラスグループの第1位はビートルズ)
「The House Of The Rising Sun」The Animals
アニマルズは当時解散に至ったようで、『ミュージックライフ』に「アニマルズはなぜ空中分解したのか」という記事が載っているが、「英語の記事を翻訳したものなんで、読んでもイマイチ頭に入ってこないんですよね~。なんか色々あって大変だったみたいです。以上」とのことです(笑)
「The House of the Rising Sun」(邦題「朝日のあたる家」)は、アメリカ合衆国の伝統的なフォーク・ソングだそうです~(Wikipediaより)
「 And Your Bird Can Sing」The Beatles
『ミュージックライフ』といえばビートルズのイメージですが、1966年11月号はそれにしては記事が少な目だったそうで、そのため古本屋でも安めで売っていたのかなとのことでした。
ちょっぴりタイムマシーン
今週のちょっぴりタイムマシーンはザ・サベージの「恋の散歩道」。
このコーナーも今週は『ミュージックライフ』1966年11月号に載っていたグループからです。
ザ・サベージは寺尾聰さんが在籍していたグループ。
湯川れい子さんのインタビューのページで「ガールフレンドとかいたりするのかしら?」と聞かれた寺尾さんは、
「いないと言ったら嘘になるけど、デートする暇がないんです」
という回答。
マサムネさんはそれを見て、「なかなか味わい深いなと思いますけど(笑)」とおっしゃっていました。寺尾さん、正直な方ですね(笑)
エンディング
「古い雑誌見ているとね、巻末の方に、これ66年当時の読者投稿のポエムとか、文通相手募集のコーナーがありまして、これもね、読んでてすごく楽しいんですよ。
語尾が『~ダヨ』とか『~ネ』とか『~してチョーダイ』とか、全部カタカナなんですよ。
これ流行ってたんですよね。
当時の高校生だから、皆さん現在70歳前後の方々だと思うんですけどね。
こうやって古い音楽雑誌を地図に漫遊するのは完全に俺のわがままな趣味に皆さん付き合って頂いてる感じですけど、今後またやります、よろしくお願い致します。」
メール募集時の一言は、
「草野さん、緑が目にいいって本当らしいですよ。」
TV番組の「それって!?実際どうなの課」でチャン・カワイさんがバードウォッチングで本当に視力が上がるのか試してませんでしたっけ、それで実際に目が良くなっていたという…。
スピッツにも「グリーン」という曲があったり、「不思議」という曲では「♪今好きな色は緑色~」という歌詞がありますね♪「若葉」もあるか…。
来週の漫遊テーマは「70年代のJudas Priest(ジューダスプリースト)」。
ワンアーティスト特集ですね。マサムネさんは70年代のプリーストがとても好きとのことです。
来週も楽しみですね!