「スピッツ 草野マサムネのロック大陸」を聴いて、マサムネさんやスピッツのことなど、書き残して置きたいことをメモしていく記事です。
書き起こし(文字起こし)アリ。
※地方在住者のため、記事の更新は『ロック大陸漫遊記』最速の放送日より遅れます。
【アルバム発売決定!】
— スピッツUMStaff (@spitz30th_UM) February 15, 2023
スピッツ
3年半ぶり17作目の
オリジナルアルバム
遂に完成!
その名も『ひみつスタジオ』
2023年5月17日発売!
▼詳しくはコチラhttps://t.co/dAsHYl07Dk#スピッツ#ひみつスタジオ pic.twitter.com/tMCQoKpvis
劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』主題歌「美しい鰭」CD発売中!
※収録曲の「祈りはきっと」「アケホノ」は『ひみつスタジオ』に収録されません。
(私も手に入れてリピートしています。両方ともスピッツファンなら「迷わず聴いとけ!」な曲でした)
コナン新映画の主題歌はスピッツ!「美しい鰭」ってなんて読むの?
「猫ちぐら」も『ひみつスタジオ』に収録されませんでしたね。
『ロッキングオンジャパン』のインタビューなどがまとめられた書籍の25年ぶりの続刊「スピッツ2」は2023年5月10日発売!
スピッツが表紙&特集の『ロッキング・オン・ジャパン』2023年5月号は絶賛発売中です!
2023年5月28日オンエア分【サザンロックで漫遊記】
漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は、
マサムネさん
「ニューアルバム『ひみつスタジオ』からなんですけれども、サウンドだけ、曲調だけで言うとこの曲割とサザンロックっかな、サザンロックぽいかな?っていう。
歌はちょっと違うんですけど(笑) 歌は4人で歌っています。
聴いてください、スピッツで『オバケのロックバンド』。」
曲の後で「全然サザンロックじゃないかもしんない」と言い直されていました~。
こちらの記事もどうぞ!
スピッツ「オバケのロックバンド」歌唱パートまとめ【ひみつスタジオ】
メール紹介
草野さんは地名や駅名が似てて行き間違えたことはありますか?
マサムネさん
「これなんか多いらしいですね。青海駅(あおみえき)と青梅(おうめ)駅というのがね。
『青い海』で『あおみ』、『青い梅』で『おうめ』。
青梅はね、マラソンとかもあるので結構有名な街ですけども。
あの、『タモリ倶楽部』でも同じネタでやってたね、うん。東京結構あるよね、千駄木駅と千駄ヶ谷駅とかね、間違えやすいです。
青海は後ね、ライブハウスとか色々あるので、間違えて青海に行っちゃうと結構離れてるから、気付いてこう戻ってもね、ライブに間に合わなかったりするかもしれないっすね、うん。
青海は字の通り海辺の街で、青梅は山の方にある街なんですけどね。
個人的に間違えたというか、間違えたわけではないんですけども、昔レコード会社ポリドールが『池尻大橋』ってところにありまして、駅の近くに。
で、いつもそれをオレ井尻大橋って間違って言ってたんすよ。これは理由がありまして、福岡の、地元の福岡に、西鉄の駅に『井尻駅』って駅と隣に『大橋駅』ってのがあって、井尻大橋っていうのが、マッチングがすごく気持ちいいんですよ(笑)、福岡の人間にとっては。
なので池尻大橋って言うつもりで井尻大橋ってついつい言っちゃって。
でもね、なんか『井尻大橋改札で待ち合わせね』なんて言っても、誰も、こう、微妙な間違いなので誰も突っ込んでくれないってそういうのもあって、長らく『井尻大橋』ってずっと言ってたことはありましたね。
あの、皆さんくれぐれもしっかりこう、名前間違わない、チェックしてね、旅行とかいらっしゃってください、はい。」
お財布はどのようなものをお使いですか?
マサムネさん
「ずっと折り曲げるタイプの財布使ってたんすよ。だけどあの、ポケットに入れたまま、お尻ポケットに入れたまま座ったりすることがあって、カードが割れたことがあって。
そいでね、あ~ちょっとこれよくないなと思って、長財布を今使っています。
ホントはね、カードだけとかマネークリップだけみたいなの持ち歩くのカッコイイと思うんですけども、オレすごい荷物が多くて。なので財布もデッカイのじゃないと無理ですね。」
「Keep Your Hands to Yourself」/The Georgia Satellites
マサムネさん
「この人たちはオレがちょうど上京した頃にリアルタイムですごく流行ってました。よくテレビでもビデオクリップが流れてて、アメリカの田舎道を走るトラックの荷台でバンドが演奏しているっていうヤツで、結構カッコイイんすけど。
(中略)
後、めちゃめちゃ余談ですけれど、いいですか?福岡の仏壇屋さんで『みどりや仏壇店』ていう…あるんですけど、そのローカルCMで、決め台詞で、『みどりや』なので『よりどりみどりある』ってのがあって、このThe Georgia Satellitesの曲聴くといつもそれ思い出して、
♪よりどりみどりある~(歌ってくれました)、みたいな、そういうね、くだりがあるんですよ(笑)
その辺もちょっと注意して、聴いてみてください。」
(『♪よりどりみどりある~』、わかるような気がします 笑)
ちょっぴりタイムマシーン
ちょっぴりフレーズは「夏の魔物」(かっこよすぎてこの部分何度か巻き戻して聴きました…『スピッツ』収録されている曲です)
ちょっぴりタイムマシーンは弘田三枝子さんの「人形の家」。
マサムネさんがおっしゃるには、
「この曲『人形の家』カラオケで歌っても盛り上がるんですけど、『♪私は~あなたに~命ィ~を預けた~』ってところね、『♪私は~ハなたに~ヒのちィ~を~』って歌うところが、絶対おさえてほしいポイントです」とのことです。
メール募集時の一言
メール募集時の一言は「草野さん、ゴアテックスってすごいんすね。」
ゴアテックス (GORE-TEX) は、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。(Wikipediaより)
今回の放送の中でスピードワゴンの名前が(名前だけが)出てきて初めて、「ああスピードワゴンさんも洋楽が元ネタだったんだ」と知りました。
2023年5月21日オンエア分【東京ローカルの地名タイトル曲で漫遊記】
こちらの記事もどうぞ♪(遊びに行ってきました)
漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は、
マサムネさん
「東京ローカルという視点だとスピッツも『SUGINAMI MELODY』とかあるんですけれども、ついにニューアルバム、スピッツ『ひみつスタジオ』がリリースされまして、ラジオでオンエアしていただいてる曲もあろうかとは思いますが、この曲実はあんまりかかっていないかなという読みの元聴いていただこうと思います。スピッツで『跳べ』(『ひみつスタジオ』収録)。
こちらの記事もどうぞ!
多摩蘭坂/RCサクセション
多摩蘭坂(たまらんざか)は東京都国立市から国分寺市に通じる実際にある坂の名前。
マサムネさん
「学生時代ワタクシ多摩地区に住んでおりましたのでここ通ったことあります。
車をある日運転していたら助手席の友達が『ここさ~、RCのあの歌の多摩蘭坂だよ』、『えっ、そうなの?』みたいな。
この坂でね、何千回、何万回とそういう会話が交わされたことだろうと思いますけど。」
マサムネさんやメンバーさんの学生時代のお話は『旅の途中』でもされていて興味深いですよ!
童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前 / 銀杏BOYZ
マサムネさんが個人的に求めてた「ロックな雰囲気な街」というのが高円寺だったそう。
マサムネさん
「(高円寺は)好きな街だったので90年代に一時期住んでいました。
でも当時通ってたお店が現在かなりなくなっちゃって、本屋さんとか洋服屋さんとか。
定食屋・飲み屋関係は残ってるとこも多いんですけども、昔からね。
そいで昔なかったようなオシャレなカフェとかが最近できてて、昔とまたちょっと変わってきたなって気もするんですが。
「それでは聴いてください、 銀杏BOYZで『童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前』」と、マサムネさんになんつー曲のタイトルを言わせるんだと思いましたが(笑)、この曲については「仏像に『しっかりしなさい』って言われるくだりが最高ですね。」とのことです。
高田馬場で乗り換えて / スカート
マサムネさん
「高田馬場(たかだのばば)と言いますと、九州人のワタクシはついつい「たかたのばば」と言いますが『たかだのばば』ですね。
学生時代はワタクシ西武線沿いの小平という街にも住んでいまして、その頃はよくね、高田馬場で乗り換えていました。西武新宿線からJR山手線にね。
なので、あくまでなんというか、乗り換えの駅のイメージしかなかったんですよね。
ちゃんと高田馬場の街を歩いたのは40過ぎてからなんですけど、結構いい感じです。
ミャンマー料理のお店とか多いんですよね。
で、駅前のビックボックスっていうショッピングビルは時間潰すのにはね、いいところです。」
歌舞伎町の女王/椎名林檎
マサムネさん
「歌舞伎町と言いますとインディーズ時代にスピッツ、新宿のJAMとかロフトというライブハウスでよくライブしてたんで、その流れで打ち上げを歌舞伎町でやることもあったけど、後あれだ、コマ劇場でコロッケさんの公演も見たな。
で、久しぶりに最近歌舞伎町を歩いたら、80年代とか90年代と比べるとかなり変わってましたね。
新しいエンタメ施設の大きいやつ…東急歌舞伎町タワーというのもできまして、ちょっと覗いてみたけど、ちょっとなんつーの、ちょっと近未来みたいなイメージがあったね。
そこに新しいZeppもできてます。
歌舞伎町、昔はもっとワイルドな雰囲気だったんですよ。でも華やかな面とシビアな面を両方併せ持つ街っていうのは変わらないのかもしれないですけどね。
で、椎名林檎さんのこの曲は あくまで彼女は歌舞伎町のイメージだけで作り上げたらしいです。歌舞伎町に行ったことのない状況で。
なので俺もイメージだけでニューヨークの歌とか作ったらいいかもね。『ニューヨークの風に身をまかせ』とかね。行ったことないんですけどね。」
椎名林檎さんについてマサムネさんは「当時ね、ちょっとその才能に嫉妬したもんですけどね」とのことです。
(「歌舞伎町の女王」は1998年発売で、その頃スピッツが発表した曲は「楓」と「スピカ」の両A面シングルで、いやいやいやいやスピッツもやっぱりすごすぎて、それでも嫉妬とかなるのかって思うのですが…!)
(「楓」は『フェイクファー』に、「スピカ」は『花鳥風月』及び『花鳥風月+』に収録されています。)
吉祥寺/ストレイテナー
「この吉祥寺、常に住んでみたい街筆頭の大人気の街ですけども、東京のね。
結構さ、吉祥寺からすごい距離にある離れてるマンションとかでも「ホニャララハイツ吉祥寺」とか名乗ってたりするんすよ。
もうそこ吉祥寺じゃないじゃんみたいな。そんなにブランドという感じですけども。
駅の周りはね、すごい若者向けのお店が並ぶ商店街と、大きな池のある公園もすぐだし、昔からライブハウスとか劇場もあってカルチャーの香りもするし、だけどなんか地元の人に愛される気取らない商店もたくさんあったりして、ホントに素敵な街なんですよ。
だけどね、最近ね、人がすごい多いんですよね、行くと。
ま、吉祥寺に限らず、下北沢とか、あと最近は新大久保、特に土日はもうホント人がすごいです。
縁日みたいな気分を味わいに行くと思えばいいのかもしれないですけれどね。」
メール募集時の一言
メール募集時の一言は「草野さん、『鰭』をきっかけに魚編の漢字に詳しくなりました。」
コナン新映画の主題歌はスピッツ!「美しい鰭」ってなんて読むの?
2023年5月14日オンエア分【R.E.M.で漫遊記】
こちらの記事もどうぞ!
漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は、
マサムネさん「シングル『美しい鰭』おかげさまで好評いただいております。
今日はそこからカップリングの曲を聴いていただきましょう。スピッツで『アケホノ』。」
歌詞の「あえて例えるならば救いのない映画の後の甘いもの」というのは、即ち「希望」ということでしょうか?
R.E.M.にスピッツが影響を受けた部分
マサムネさん
「R.E.M.は、実はスピッツのマネージャーのぐっちゃん…今は事務所の社長ですけれども、彼がすごい好きで、で、あの、1995年の来日の武道館公演はマネージャーとメンバー全員そろって見に行きましたね。
ボーカルのマイケル・スタイプさんが変な動きで登場してきて、そのインパクトがすごい頭残ってるんですけど~、なんかパントマイムと暗黒舞踏をミックスしたみたいなね。
で、R.E.M.アメリカでは大スターバンドなのに、特に派手な演出もなくって、武道館では。
特に…なんつーの?「とにかく曲聴いてくれ」っていう姿勢がすごいカッコ良くて、それはなんかその後のスピッツのライブに関対する姿勢の指針になってたりするんすけども。」
メール紹介
リスナーさんから「好きな海外の曲の歌詞はどう覚えていますか?」というメール。
マサムネさん
「えっ、全く俺覚えようとしてない…ですね。(メールをくれたリスナーさんは)覚えたいんですか?
あのね、一緒に歌って、文字ではなくって、音で覚えたらいいと思いますけれどもね。
俺個人的には海外の曲って歌詞の意味がわかんないから自由にこうイメージを広げられるところがいいなと思って常々聴いているんですけれども。
まぁでも覚えたいということであれば、文字を追ってるとね、ちょっとこう追いつかなくなったりするじゃないですか。だから、え~、音で覚える。ね。
俺、車で一緒に例えば歌う時とかも、音で覚えたまんまを歌ったりするもんね。
あの『レット・イット・ビー』なんかも 「ネリピー、ネリピー(?)♪」とか言って、ピーナッツバターを思い浮かべながら歌ったりしてるんで。
そういうなんかこう(笑)、日本語にむりやりこうくっつけて覚えてもいいし、覚えやすいのはやっぱり音、音だと思いますよ。
なので、音に一つこう集中して覚えてみてはいかがでしょうかというアドバイスです。ありがとうございます。」
メール募集時の一言
メール募集時の一言は「草野さん、個人的に再び『あまちゃん』ブーム来てます。」
『あまちゃん』配信中!
今週のちょっぴりフレーズは「たまご」(『空の飛び方』収録)だったとのこと。
(私は「Na・de・Na・de ボーイ」かな~と思ったんですが、違った~)
来週は「東京ローカルの地名タイトル曲で漫遊記」だそうです。
マサムネさん
「東京都内、東京都下のローカル地名がタイトルに入ったロックナンバーというのを探して、セレクトしてお送りしようと思います。
ざっくりと『東京』ってのが入っているではなくて、例えば歌謡曲だと『銀座の恋の物語』とか『渋谷で5時』(鈴木雅之さんと菊池桃子さんのデュエット曲)とか、そういった感じの、そういったローカルな感じのをちょっとセレクトしてお送りしようかなと思っています。」
スピッツだったら「SUGINAMI MELODY」や「大宮サンセット」(共に『色色衣』収録)が正にあてはまりますでしょうか。
歌詞の中に「東京」が出てくるのであれば「けもの道」で。
「明大前」が歌詞に出てくるのが「Na・de・Na・de ボーイ」(『さざなみCD』収録)
東京以外の地名で福岡の「天神駅」が出てるのは「さわって・変わって」(『三日月ロック』収録)
「初夏の日」の歌詞には「京都」(『見っけ』収録)が出てきます。
海外の地名なら「猫になりたい」(『花鳥風月』収録)に「シチリア」)が。
「いろは」(『隼』収録)には「ポルトガル」が出てきますね~。
(スピッツの歌詞に地名は他にもあったかもです!)
2023年5月7日オンエア分【チョーキング・ビブラートで漫遊記】
漫遊前のスピッツの一曲
今週の漫遊前のスピッツの一曲は、
マサムネさん「『美しい鰭』のシングルがリリースされまして、アルバムに入らない新曲2曲も入っているんですが、ちょっとだからミニアルバム的な感じになってるんですけども、その中から1曲聴いてもらいたいと思います。スピッツで『祈りはきっと』。」
終盤の歌詞「昨日記したたわごと 蝶になり羽ばたくだろう」は、これまで見たどんな自己啓発書などの本の言葉より励まされたフレーズです。
メール紹介①
「MVやライブでマサムネさんが無表情なのは何か意味があるのか」というお便りが。
(このメールの方、マサムネさんのことを「不気味」とか「違和感」とか言っていて非常に失礼です。)
マサムネさん
「え~、歌いながら表情って逆によく作れるなって逆に思っちゃって。なので無意識ですね、意識しないと表情出ないね。
昔、なんかちゃんと表情出さなきゃって思ったこともあって、20代の頃にね。
表情出して歌おうとしたことあるんすけども、そしたらね見に来た友達がなんか皆『今日体調悪いの?』って言われて(笑)、ああ~、そういう風に見えるんだと思って、なんか『苦しそうに見えた』とか言って。
なのでね、もうそれから自然体でやってます。だから。ね。
後、ビデオの、テレビの時のとかもそうですけれども、緊張しているのもあるかもね。
特にカメラがこっち向いてるとね、固くなるんですよ。
これはもうね、慣れることはないと思う。
なのでね、アイドルの人とかさ、ミュージカルの人とか、すごい笑顔とか怒った顔とか、そういうなんか色々表情変えながら歌ったりできるってすごいな~っていう。
俺には無理だ~と思ってすごい尊敬しちゃいますけどね。はい。」
スピッツファンはみんなそんなマサムネさんの歌い方が大好きです。
メールの方もおっしゃられていましたが、「運命の人」のMVでは他のメンバーさんと一緒に笑顔で戯れる姿が。
女医に振り返るマサムネさんにやられたファンの方も多いのでは。
(しかし、『これぞスピッツの世界観…!』って感じの良いMV!)
「運命の人」は『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』と『ファイクファー』に収録。
『フェイクファー』ではアルバムバージョンが収録されています。
「ただのユートピア」って歌詞のフレーズもすごいのですが、それを「汚れた靴で通り過ぎ」、「自力で(二人で)みつけよう 神様」というもの全部SUGOIII.
今コナンくんをガンガン遡って読んでいるのですが(もちろんきっかけは「美しい鰭」です!)、第65巻に「運命の人」というサブタイトルのエピソードが収録されていてチョッピリときめきました。
(スピッツと関係のある話ではありませんが)
メール紹介②
2通目は「マサムネさんはこれまで魔力を感じたギターはありましたか?」というお便り。
マサムネさん
「俺ねでも、エレキギターって最近弾いてるのはでも基本的にオーダーして作ってもらった新品が多いので、魔力というか弾いてるうちになじんでくるっていうようなものが多いと思いますね。
あんまりこうビンテージのエレキギターに興味がいかなかったので…。
だけど、アコギに関しては1本だけね、『これ出会っちゃった』ってのがあるんですよ。
もう25年ぐらい前になりますけど、『フェイクファー』のレコーディングの後ぐらいかな。
『アコギの音もうちょっとなんとかなんないかな』と思って、で、すごいたくさん弾き比べをさせてもらって、お店で。
で、『これだ~』って出会ったの。マーチンのD76っていうアメリカ建国200周年を記念して作られたモデルで、これ個体差があると思うんですけど、俺が弾いてすっごい好きな音っていうか。
魔力ってのとは違うかもしれないんですけども、俺が常々理想のアコギの音ってこんなだよな~って描いてた音そのものの音だったんで、もうそれ即買いましたけど。
それで25年間、今でもレコーディングはほぼそのアコギで弾いてまして、今後も中々出会うことはないかなっていうぐらい、まぁある意味魔力と言えるのかな~。うんそれ、唯一そのギターですね。はい。」
メール募集時の一言
メール募集時の一言は「草野さん、冷製パスタのコツは冷水で締める時に氷をケチらないことです。」
来週はワンアーティスト特集「R・E・Mで漫遊記」。
R・E・Mと言えば、私が真っ先に思い出したのはジョジョのこのコマですが、来週も楽しみです!
(画像は荒木飛呂彦先生原作『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」カラー版第10巻より)